怒りが多い人への処方箋 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは、和久田ミカです。
 
昨日から、ぎっくり腰で痛いでございます。
 
リンパケアをして ずいぶん楽になりましたが、グギッとならないようにきをつけなければ。
 
 
さてさて。
 
私の苗字は、「和久田」。
 
レストランなどで カタカナで名前を書いて待つよう、指示されますよね。
 
カタカナで書くと「ワクダ」。
 
文字の形が、全部似ています。
 
先日は、「桑田様~」と呼ばれました。ウケる(笑)
 
 
普段は
 
「わくい」「わくら」
 
と呼ばれることが多いんだけど、「桑田」バージョンが加わったので、注意せねば。
 
と、ここから本題。(前置き長っ!)
 
 
 
あなたは、自分の名前がまちがって呼ばれたら どう感じますか?
 
何も感じませんか?
 
不愉快になりますか?
 
 
私は、何も思わない派です。
 
名前なんて記号でしかないから。
 
私も読みまちがうことはあるし。
 
 
でも、友人は ものすごく怒ります。
 
名字だけでなく、名前も読みまちえがられるらしい(←男子だと思われて)
 
そのたびにプンプンしています。
 

 

 

 
「名前を 読み間違えられた」
 
という事実をどうとらえるかで、わき上がる感情が 変わってくるのですね。
 
 
今日は、アルバート・エリスが提唱した「ABC理論」をもとに因数分解してみます。
 
ABC理論ってこんな感じ。
 
事実を どう解釈したかで、あなたの感情や行動が決まるよ、ということ。
 
解釈は ひとつではなく、人によってだいぶちがうんですよね。
 
 
たとえば、私の場合はこう。
 
A 名前をまちがえられた
B よくあることだ。
誰でも間違えはある。
C 特に何とも思わない
「桑田」さんと呼ばれたときには、今後は気にかけよう
 
 
友人の場合は、おそらく、こう。
 
A 名前を間違えられた
B まちがうなんてありえない
(完璧であらねばならない)
C 怒り
 
 
起きた出来事は同じでも、受け取り方の違いで、感情や行動が変わってきます。
 
 
つまり、物事のとらえ方を見直すことができたら、感情も行動も変化するということ。
 
事実はひとつ。とらえ方は多数。
 
 
怒りやイライラ多くて 疲れるなら、他の受け取り方はあるかな、と 考えてみること。
 
何にしても、怒りやすい人は 選択肢が少なすぎるのです。
 
 
だって、そんなの当たり前でしょ!
 
誰も そんなことしないわよ!
 
そんなことすべきでない!
 
これが当たり前!
 
 
そんなふうに、とらえ方を 一般化してしまう傾向があります。
 
 
怒りっぽい人の脳内トークには、
 
~すべき
 
~すべきでない
 
といった言葉が 頭に多く出てくるのも 特徴。
 
 
 
怒りを減らしたいなら、他の考え方はないかな、と 探してみよう。
 
自分がラクになる考え方は、本や映画や漫画にも たくさん転がってる。
 
そこから 増やしていくのもいいよね。
 
 
誰か 理想のひとがいるなら、
 
「その人なら(この出来事を)どうとらえるかな」
 
と考えてみるのもいい。
 
 
でも、
 
「怒りが多い=ダメ」
「怒りが少ない=良い」
 
と 二元論にしないこと。

怒りは誰にでもある感情です。

悪者にせず、シンプルに、
 
私が心地よくいられるためには どうしたらいいかな
 
どの辺まで、許容範囲を広げられるかな
 
と考えてみることが大事です。
 
 
考えていくと、自分の中の 
 
ゆずれない価値観や
 
こうでなくちゃいけない!という思い込み
 
も見えてきます。
 
それが、
 
自分らしさの源だったり、
 
生きづらさの元だったりするから、
 
思考を見ていくのは おもしろいんですよね。
 
 
あなたの怒りのもととなっている「元」は何ですか?
 
怒りが沸き起こるとき、何が引き金になりやすいですか?

 子育てコーチング協会の初級講座2日目でも、学びますよ。

https://kodomokokoro.jp/sp/coaching/schedule/

 

募集を見逃したくない方は、メルマガなどにご登録いただくと、お知らせが届きやすくなります。

 

●無料メルマガ

「ママを楽にする魔法の言葉」(読者5千人超)

 

●コーチ・カウンセラーの起業集客無料メルマガ「ミカbiz」(読者700人超)

 

●公式LINE
子育てやブログ更新情報

 

友だち追加

 

 

●研修・講演の依頼はこちらです

●協会の無料メルマガはこちら
 

 

募集中・募集予定の講座

●募集

 

たまに在庫が出てます。初級級講座の副読本。