こんにちは、和久田ミカです。
昨日の続きです。
![●](https://emoji.ameba.jp/img/user/lo/love-twinkle/2230407.gif)
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カウンセラーやコーチ、コンサルタント、施術者、ヒーラー、占い師、お医者様、教師などはいませんか?
(→以下、まとめてセラピストと呼びますね)
今日は、私はあなた、あなたは私、という視点から、心の仕組みについてお話します。
あなたがそうならないためにも、クライアントとして傷つかないためにも。
さて。
「投影同一化」や「逆転移」いう言葉を聞いたことありますか?
自分のネガティブな感情を、他者に投影して 自分と向き合うことを避けることです。
感じたくない感情を クライアントに押し付ける
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
自分は 品行方正な状態でいられる
自分の心を守る仕組みです。
副作用として、自分と他者の境界線があいまいになるんです。
もともとは、セラピストの心の傷が癒されていないことが要因です。
傷を隠していると、無意識の中に取り込まれていき、陰になります。
さらに、クライアントが 思い通りに動いてくれないとき、その傷にふれてしまうときがあります。
マウンティングの根っこにあるは、セラピスト自身の「不安やこわさ」です。
傷がうずくことで、クライアントに対して 感情をぶつける場合があります。
そうなると、クライアントはますます
「無力な私」「ダメな私」
という思いを強化していき、セラピストと癒着していきます。
無意識に、お互いの「自作自演」が始まるのです。
よく見聞きする 投影や影響は、こんな感じ。
例1)セラピストの自己価値の低さ
セラピストの傷つき
過去に自分の価値を認めてもらえず、自分の価値を低く感じている
クライアントへの投影
セラピストはクライアントを、自分と同じく「価値が低い存在」と見なしてしまう
すると、クライアントも「自分はダメなんだ」という気持ちを強く感じる
![●](https://emoji.ameba.jp/img/user/lo/love-twinkle/2230407.gif)
過去に自分の価値を認めてもらえず、自分の価値を低く感じている
![●](https://emoji.ameba.jp/img/user/lo/love-twinkle/2230407.gif)
セラピストはクライアントを、自分と同じく「価値が低い存在」と見なしてしまう
すると、クライアントも「自分はダメなんだ」という気持ちを強く感じる
例2)コントロールの必要性
セラピストの傷つき
過去に、自分ではコントロールできない経験(家族の病気や事故など)を持っていると、常に物事をコントロールしようとする傾向が強くなる
クライアントへの投影
セラピストは、自分の中の恐怖をクライアントに投影して、命令し、管理しようとする
クライアントは「自分の意志を無視されている」と感じ、無力感をおぼえる
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過去に、自分ではコントロールできない経験(家族の病気や事故など)を持っていると、常に物事をコントロールしようとする傾向が強くなる
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セラピストは、自分の中の恐怖をクライアントに投影して、命令し、管理しようとする
クライアントは「自分の意志を無視されている」と感じ、無力感をおぼえる
例3)未完了の怒り
セラピストの傷つき
セラピストが、過去に怒りを抑え込んできた場合、その怒りは解消されないまま残っている
クライアントへの影響
クライアントに怒りを投影させているので、クライアントが怒っているように感じる
または、抑え込んだ怒りを解消するために、クライアントに向けて、怒鳴ったり、批判的な態度を取ったりする。
クライアントは、不安や恐怖を抱く
![●](https://emoji.ameba.jp/img/user/lo/love-twinkle/2230407.gif)
セラピストが、過去に怒りを抑え込んできた場合、その怒りは解消されないまま残っている
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クライアントに怒りを投影させているので、クライアントが怒っているように感じる
または、抑え込んだ怒りを解消するために、クライアントに向けて、怒鳴ったり、批判的な態度を取ったりする。
クライアントは、不安や恐怖を抱く
例4)過度の責任感
セラピストの傷つき
過去に、過度の責任を負わされた経験があり、「自分がすべてを解決しなければならない」というプレッシャーを抑え込んで頑張ってきた
クライアントへの影響
セラピストのプレッシャーがクライアントに投影され、ストレスフルに見え、「自分がすべて解決してあげなくては」という態度を取る
クライアントは「自分では何もできない」と感じる
クライアントは依存的になり、セラピストなしでは何もできないと思い込む
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過去に、過度の責任を負わされた経験があり、「自分がすべてを解決しなければならない」というプレッシャーを抑え込んで頑張ってきた
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セラピストのプレッシャーがクライアントに投影され、ストレスフルに見え、「自分がすべて解決してあげなくては」という態度を取る
クライアントは「自分では何もできない」と感じる
クライアントは依存的になり、セラピストなしでは何もできないと思い込む
あるあるでしょ?
セラピストが自分の影に気づかずに セッションを行うと、セラピストもろとも 傷を負うんです。
だから、「やり方」以上に「あり方」が大事といわれるんですよね。
(ちなみに、子育てでも同じような心の仕組みが 発動することが多いです)
もし、こんなセラピストに出会ったら、巻き込まれないようになりましょう。
「この人は心に傷があって、それを私に投げてきてるんだなあ」
と 客観的に見てみる。
もし、あなたが高圧的なセラピストであるなら、きちんと訓練を受けた人からセッションを受けましょう。
私は、17年間 毎月セッションを受けています。
多いときで、月に3回以上受けるときもあります。
自分が整っていないと、クライアントとともに 自滅してしまいますからね。
昨日の記事も参考になると思います。
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