こんにちは、元小学校教師の和久田ミカです。
今日は「教師が親を指導しても、いいことはないのねん」という話。
以前、講演会の打ち合わせをしていたときに、依頼くださった小学校の要望として
「親を指導してほしい」
という言葉が 出てきました。
迷ったのですが、
「親を指導してしまうと 責められたように感じてしまう人が多いように思います。
『私は完璧な親です』と思っている人は少なくて、みなさん罪悪感を抱えています。
できれば、指導ではなく、同じ母親の立場としてお話をさせてください。」
とお願いをしました。
親を「指導」して よくなった例は、ありません。
たとえば、懇談会で、
「子どもには、怒らずに叱るようにしましょう。」
という話をしたとします。
でもさ。
怒らないようにしよう、と言われて 怒らなくなる母親っているの?
たぶん、いないよね。
そのお説教、ムダ!
たとえばね。
「もっとお子さんの話を聞いてあげましょう。
子どもが 自分から 話したくなる家庭にしてください」
って言われたとしてもさ。
不十分だよね。
どんなふうに聞いたら、子どもが話すようになるのか わからないですもん。
「指導」って 上から目線なのっ。
んで、教師の側からすると、指導してるつもりなんて ないから、たちが悪い。
”教師”って 昔の私のことです。…すみません(;´Д`)
中の人になると、わからなくなるんですよね。
そんな言葉より、普段から 支えていただいているのだから、感謝をお伝えすればよかった、と今になって思います。
伝え方が上手な先生は、聞き上手です。
観察してみると、相手の立場になって 話を聞いていることが わかります。
共感をしたり、提案をしたり、一緒に 寄り添って 考えているのですね。
「お母さん、どうにかしてください!」
ではなく
「一緒に 考えていきましょう」という姿勢。
人に何かを伝えたいと思ったら、その数倍 相手の話を聴く必要があります。
なぜなら、
「聞き手の耳が 開いてないと」
何を伝えても伝わらないないから。
たくさん自分の話を聴いてもらえてこそ、「この人の話も聞いてみよう」思えようになるのです。
サンシャイン池崎も、こんな話をしてたなあ。
昔、生命保険の営業をしていたことがあります。
全社の中で2位ぐらいになって、月に80万ぐらい稼ぎました。
営業の秘訣は、相手の話をちゃんと聞くことなんです
ただテンション高いだけの人じゃないんですね(笑)
相手の話を聴こうという姿勢があるからこそ、信頼してもらえる。
ついつい私たちは、「何を伝えたら、わかってくれるだろう?」と思います。
でも、ちがうんです。
伝え方より、聞き方の方が 重要なんです。
聞くことで 相手の耳が開き、心が開く。
その前提があってこそ、伝えたことが 相手の耳に入るから。
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