欠乏感に人生を乗っ取られないために | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

こちら、たくさんのお申し込みをいただいています。

 

受験が迫っている、宿題をやらせるのが一苦労、そんな方におすすめです。

 

 

 

さてさて。

 

今日も「幸せ」についての話をしますね。

 

 

さてさて。

 

小学校の教師をしているときも思いましたが、子どもによって

 

「ほしい愛情の量や形」

 

はちがうのだなあと感じます。

 

 

「先生、私のこと 一番好き?」

 

と聞いてくる子もいれば、ちょっと遊んであげただけで

 

「先生、ありがとう!!!」

 

と すんごいうれしそうにする子もいます。

 

 

娘は、たぶん 愛情がたくさん必要なタイプです。

 

愛情、というか、

 

●話を聞いて!

●味方でいて!

●自分を一番にして!

 

といった思いが、すごく強いんだろうなあと思います。

 

 

小学生のころ、

 

「きょうだいがいたら、よかった?」

 

と聞いたら、

 

「いなくてよかった!いたらイジメる」

 

と言ってましたもん。

 

 

こちらは、あふれんばかりの愛情を与えたつもりでも、彼女は

 

「足りない!」

 

と言いそう。

 

 

 

人は、

 

「何をしてもらったか」

 

よりも

 

「何をしてもらえなかったか」

 

が 気になるんだなあと思います。

 

 

 

今生きている、ということは 何もできない幼少期から、誰かがお世話をしてくれた、

 

ということなのだけど、そのことよりも

 

「してもらえなかった何か」

 

が 気になってしょうがない。

 

 

きっと「そういうもの」なのでしょう。

 

私たちは、欠けているところに 目が行く生き物だから。

 

 

そんなことを つらつら考えていると、思い出すことがあります。

 

ホスピスでたくさんの患者さんを看とってきた、オーストラリア人看護師のBronnie Wareさん

 

ブログで、死期の近づいた患者さんが後悔することについて こんなことを書いてます。

 

 

有名な話なので ご存知の方も多いと思いますが、死期の近づいた人が後悔するのは、


「してきたこと」「してしまったこと」
 

ではなく、
 

「しなかったこと」「できなかったこと」

 

なのだそうです。

 

 

1. 他人の期待に応えようとせず、自分らしく生きる勇気を持てばよかった

1. I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.

“This was the most common regret of all. When people realise that their life is almost over and look back clearly on it, it is easy to see how many dreams have gone unfulfilled. Most people had not honoured even a half of their dreams and had to die knowing that it was due to choices they had made, or not made. Health brings a freedom very few realise, until they no longer have it.”

2. 働きすぎなければよかった

2. I wish I hadn’t worked so hard.

“This came from every male patient that I nursed. They missed their children’s youth and their partner’s companionship. Women also spoke of this regret, but as most were from an older generation, many of the female patients had not been breadwinners. All of the men I nursed deeply regretted spending so much of their lives on the treadmill of a work existence.”

3. 自分の感情を、素直に表す勇気を持てばよかった

3. I wish I’d had the courage to express my feelings.

“Many people suppressed their feelings in order to keep peace with others. As a result, they settled for a mediocre existence and never became who they were truly capable of becoming. Many developed illnesses relating to the bitterness and resentment they carried as a result.”

4. 友だちと連絡のつながりを大切にすればよかった

4. I wish I had stayed in touch with my friends.

“Often they would not truly realise the full benefits of old friends until their dying weeks and it was not always possible to track them down. Many had become so caught up in their own lives that they had let golden friendships slip by over the years. There were many deep regrets about not giving friendships the time and effort that they deserved. Everyone misses their friends when they are dying.”

5. もっと私を幸せにしてあげればよかった

5. I wish that I had let myself be happier.

“This is a surprisingly common one. Many did not realise until the end that happiness is a choice. They had stayed stuck in old patterns and habits. The so-called ‘comfort’ of familiarity overflowed into their emotions, as well as their physical lives. Fear of change had them pretending to others, and to their selves, that they were content, when deep within, they longed to laugh properly and have silliness in their life again.”

theguardian 2012/02/01

 

最後の部分で、(かなり意訳します)

 

「こういった後悔はよくある話で、

 

みんな 死ぬ間際まで、『幸せとは選択すること』だと気づいていない。」

 

と言っています。

 

 

「ぬるま湯につかって「こんなもんだろう」と生きることに 満足しちゃってる。」

 

でも、今  死を目の前にして、もう一度

 

「心の底から大笑いし、バカなことをしたい」

 

と思ってる。

 

 

だったら、今 やった方がいいよね。

 

今日が人生で一番若い日!

 

 

生き方、考え方、感情に染みついた

 

「こんなもんだろう」

 

から一歩出て、今 やりたいことやろう。

 

反対側の「ありえない」世界も体験してみよう。

 

失敗してみよう。落ち込んでみよう。

 

 

どうせ「やっちまったこと」より

 

「やらなかったこと」を

 

後悔するのだから。

 

 

バカ笑いして、はしゃごう。

 

自分を「一番大切な人」として もてなそう。

 

 

「人生」という長いスパンで ものごとを見ていくと、結局 

 

「今」のこの一瞬を 自分らしく生きること

 

そして、幸せとは 行動すること

 

に 集約されるのだろうなあと思います。

 

 

致死率は100%だけど、いつ死ぬのか、なんてわからない。

 

自分が 自分に、

 

「あれもこれも、自分にしてあげられなかった」

 

と後悔しないような人生を送りたい。

 

もちろん、家族にも。

 

 

けんかをして 不機嫌な顔が最後にならないよう、

 

「今自分ができること」

 

をしていきたい。

 

 

 

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