こんにちは。和久田ミカです。
唐突ですが、アルコール依存症の自助グループでは、12のステップに分けて学んでいくのだそう。
最初にやることは、なんだと思いますか?
それは、「私はアルコール依存症です」と認めること。
イギリス人のコーチ(コーチング)から、聞きました。
認めることって、とてもむずかしい。
特に、母親になると 自分が いっぱいいっぱいであることを認めるのが、むずかしい。
もっとがんばれば できるはず
何かうまい方法があれば 怒らないはず
正しい方法が実践できたら、子どもが言うことを聞くはず
いや、それは幻想だから!
そんな人がまずやることは、当たり前を認めることです。
もう十分にがんばっている
子どもだって意思があるのだから、すべて親の言う通りになるわけではない
朝日新聞の記事から、一部抜粋します。
(さまざまなことを調べた結果)母親の経済的困難や精神的な負担、社会的なつながりが足りないために助力が得られないといった事情によって、
子育てがうまくいかないような環境に陥り、そして自身が若くて次の子を産み育てられる身体的な状況にあるような場合、
今の子どもに愛情を注いで育て続けようというスイッチが切れてしまいやすく、虐待にもつながりかねないということでした。
虐待をするのは、決して特別な人というわけではありません。
子育てをするための社会環境が整っていなければ、虐待はだれでもしてしまう可能性があります。
渡り鳥は、渡りの時期が近付いている時に生まれたヒナを、捨ててしまうことがあるのだそう。
自分も生きていかねばならないし、次にまた、卵を産む可能性もあるから。
環境によっては、「生き物として」子どもを捨てることはあり得る選択です。
そして、人間は「生き物」として、ひとりで子育てするように設計されてないんですよね。
環境が整わなければ、動物は子どもを捨てる。
でも、人間社会は、それは許されない。
人類の進化の歴史を見ると、親と子だけで子育てをする時代は100年もない、最近のこと。
今、子育て環境が整わないない中で、
「子どもを虐待するなんて」
「産んだのだから、ちゃんと育てるべき」
「できないのは、がんばりが足りないから」
そんなこと言えるのは、子育てをしたことがない人だからです。
シングルマザー(ファーザー)やワンオペママ(パパ)は、なおさら大変でしょう。
私もワンオペで仕事をしながら子育てをしてきたので、本当に大変でした。
夫の帰りは0時過ぎてからで、駅までお迎えに行って、ご飯を出して…。
(大変だと思うヒマもないほどでした)
東京都は来年度から、25歳以下の初産女性すべてを対象に、経済面を含めた手厚い生活支援をする新しい事業を本格的に始めるそうです。
全国にこういった支援が広がるといいなあ。
できれば、年齢制限なく。
「私の住んでいるところでは、そんな支援はないわ!」
というときは、まず、「認めること」です。
あなたは すでに がんばっているということ
イライラが止まらないなら、限界に来ているということ
パンパンになっている自分を認めること
できるなら、パートナーや外部のサービスや福祉に相談にすること
パートナーに、(責める口調ではなく)説明をしましょう。
具体的に何をしてもらいたいのか。
断られても、真剣に何度も伝えましょう。
本当に 限界なのだと。
家族のサポートが得られないなら、一時保育を利用してもいいし、家事代行サービスを頼みましょう。
家事へのこだわりをゆるめるのも、ありかもしれません。
行政の無料相談に行って、SOSを出すことが 必要なときもあるかもしれません。
子どもは大事です。
でも、あなたは もっと大事です。
どうぞ、頑張りが足りない、なんて言わないで。
それは、怠けなんかでは ないのですから。
















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