こんにちは。和久田ミカです。
私がお伝えしている手法「コーチング」では、思考だけではなく 感情についても扱います。
感情って、思考や行動とちがって
”ポンッ”
とわき出てしまうから、困る。
表に出ないよう「抑制」したり、感じないように「抑圧」することはできるけれども、意識で止められない。
そして、
感情は無意識に使われ、私たちをあざむき、相手を洗脳する、
そんな側面があるのも、ほんとのところ。
感情は わき出てくるものなのだけど、そこに 目的を持っているときが あるんです。
まるで生き物みたいに。
私たちが何かをするときには、たいてい目的があります。
意図を持っているときもあれば、無意識のときもあります。
たとえば、子どものこころのコーチング講座(初級講座)2日目では、こんな質問をします。
「あなたは何のために、『伝える』のではなく、『怒る』のでしょう?」
やさしく伝えることもできるのに、「あえて 怒りを選択する目的」を聞いています。
みなさんのお話をお聞きすると、
危険なことなどをしたときに、怒ることで「絶対ダメ!」という思いを伝えるため
怒ると、早く言うことを聞いてくれるから
親の方が強いんだぞ、上の立場なんだ、と わからせるため
自分の方が正しい、と主張したいが論理がついていかないとき
子どもが叩いてきたりするので、自分を守るため
などなど。
人によって いろんな目的が出てきます。
ただし、これらを「悪いことだ」という視点で見ないでくださいね。
「こういった目的があって、感情を『使っている』んだな」
「子どもが怒らせるから怒る、のではなく、私が 怒ることを選んでいるんだ」
と気づくだけでいいのです。
それだけで、感情を
「自動操縦」
「手動操縦」
に切り替える スイッチが見つかるときがあるから。
人を理解するときにも、この「感情は使われている」という考え方が 役に立ちます。
たとえば、ですが
子どもの嘘泣き
→攻撃されないために、弱い立場をとる
「かわいそうな私」をアピールする
→ やさしい言葉をかけてほしい。味方になってほしい。
「あなたのために、耳の痛いことを言ってあげている」と怒る
→ 怒りをぶつけていることを正当化する。罪悪感を感じたくない。
「あいつはバカだ」とこき下ろす
→相手を相対的に下げることで、自分の劣等感を満たす
他人の悪口を言い、同意を求める
→みんなで共有することで、連帯感を高める
などなどなど。
無意識に感情を使って、人を動かそうとしているのことがわかります。
あー、こういう人いるわ~
って思ってるキミ。
これ、キミのことですよ!!w
相手を「理解する」ときに欠かせないのは、相手を「わかろうとする」ということです。
言い方を変えると、
「私の中にも 同じようなものがある」
と自覚することなんです。
「あの人」を分析する前に、「自分」のこととして 考えてみる。
「なんのために、私はこの感情を使っているのだろう?」
すると、自分の中にも、
ずるくて、人より優位に立ちたくて、人を攻撃したくて…
という思いがあるということがわかります。
残念だけど、それを 認める。
だって 私たちの中に「ある」んだもん。
つまり、他人を理解すること、というのは、自分の影の部分を認めることです。
ここが欠けてしまうと、理解という名のもとに 人を批判したり、変えようとしたりします。
自分を守るための、他人を攻撃するための、武器にしたりします。
知識を使うときにも、目的が大事。
どうせ知識を使うなら、自分がハッピーになるために使おう
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