敏感さ(HSC)を弱者として見ていないか? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは、和久田ミカです。

 

以前は、あんまり情報がなかった、HSC(ひと一倍敏感な子)。

 

発達障害の知識が広まるのには、だいぶ時間がかかったけど、こっちは 意外と早い。

 

それだけ、

 

「そうそう!私もそう!」

 

とうなずく人が多かったのだと思います。

 

 

幼稚園児ママたちに聞いたら、今は

 

「うちの子は敏感だから」

 

と受容するのが ふつうになっているとか。

 

 

ちょっと前なら、「神経質だから、がんばりが足りない」みたいな評価だったのにΣ(゚Д゚)

 

いい時代になりました。


6~7年前は、HSP(大人向けの敏感さん)の本しかなかったのですが、子ども向けの本もたくさん出たからかな。

 

一応、参考図書はこちらね。

 

いろんな本が出てるけど、ちょっと 偏ってるなあ~

 

と思うものもあるので、私は 明橋先生の本をお勧めしています。

 

 

 

 

 

 

 

理解が進むと、受容も深まりますよね。

 

お子さんや自分に、偏りがあっても

 

「私は(あの子は)、こういうタイプなんだ」

 

と問題視をしなくなります。

 

(HSC、HSPは特性なので、治療の必要はありません)

 

 

でも、中には わざわざ「問題」として 扱おうとする人もいます。

 

「私は こういう特性を持っていてつらいのだから、あなたが 私に合わせなさいよ!!」

 

という人たちです。

 

 

そこまででないにしろ、自分たちを弱者として 認識することも。

 

「私って、こんな特性を持っていて かわいそう…。

 

 え?あなたも?仲間ね♡♡♡ 」

 

”特別感”を 軸にしたつながりって、どうしても ”優劣”が まとわりつきます。

 

 

敏感さって、ただの特性。気質。

 

なんかこう、

 

「私たちって特別なのよね~」

 

「うちの子は、選ばれし者なのよね~」

 

という連帯感に対して、嫌悪を感じることがあります。

 

 

というのもですね、感覚と思考は 違うものだからです。

 

感覚である「びんかんさ」は、その人を形作るものの一部だから 変えられない。

 

でも、「びんかんさ」をどうとらえるか、考え方は 自分で選択できる。

 

特性が「良い」とか「悪い」とかじゃなくて、どうとらえ、どう生かすか、理解し合うか。

 

そこだと思うんだよね。

 

 

私の講座では、タイプ別診断を用いたものがあります。

 

赤・青・黄・ピンクの4タイプに分けたオリジナル診断付き、中級講座です。

 

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HSPの特徴を一番 あわせ持つのは、ピンクタイプです。

 

「空気を読んでほしい」

 

「もっといたわってほしい」

 

「気を使ってほしい」

 

「やさしく話してほしい」

 

と”見えないこと”を、相手に要望する傾向があります。

 

(それが悪い、とは言ってないからねん)

 

 

他のタイプからすると、

 

「空気を読むって、何をすることなの?」

 

「気を使う、って 何をしたらいいの?」

 

「やさしく話す、って どんな感じなの?」

 

と ???がいっぱいになります。

 

 

ピンクタイプからすると、「当たり前」の共通言語かもしれないけど、他のタイプから見ると むずかしい。

 

「私たち繊細なんだから、理解してよね!!」

 

と思ったところで、ムリなんだよね。

 

まわりの人には、わからないんだもの。

 

 

他のタイプからしてみたら、

 

「雰囲気で醸し出してもわからないから、言葉にしてくれれば わかりやすいのにな~」

 

って 思ってしまう。

 

んでも、ピンクちゃんたちは、

 

「それができないから、困ってる!」

 

と 感じる。

 

 

講座ではタイプごとに、自分たちの特性を伝えたうえで、「どうしたらいいか」を話し合います。

 

この「お互いを」理解する、という場が 私は大好きです。

 

どっちが、優でも劣でもない。

 

どっちが、強いでも弱いでもない。

 

それぞれが持つ偏りを、理解し、折り合いをつけていく。

 

中級講座は、秋にやろうかなと思ってます。

 

今年はこれ1回きりの予定です。

 

 

さて。話は変わりますが…

 

NHK1.5CHのページから動画を紹介します。

 

↓Twitterの方で 紹介したので、ここのリンクを見てね。

 

 

”まわりの人のネガティブな気持ちが 自分の中に入ってくる”

 

”予期不安から「こうなったらどうしよう」と心配になる”

 

という、やさしくも しっかりとしたお子さんが主人公です。

 

 

にゃんと やさしい動画でしょう。

 

おばあちゃんと孫が、「お互いに ちがいを理解し合う」という場面は、涙が出てしまいました。

 

 

今どうしても、HSCを弱者として扱いがち。

 

でも、この子はちがう。

 

しっかりと、

 

「僕はこう思う」「こう感じる」「こうしてほしい」

 

と 相手に伝えています。

 

おばあちゃんも、

 

「私はこう思う」「こう見える」「こう感じる」「こう思ってる」

 

と伝えます。

 

 

そこに優劣もなければ、弱者強者もない。

 

ステキだなーと思いました。

 


Twitterが見られない人は、こちらから 見てみてね。

 

生まれつき他人の気持ちに敏感な男の子理解してもらえない祖母と心は通じるのか...

 

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