こんにちは。和久田ミカです。
よく「自分を変えたい」という悩みをお聞きします。
そんなときは
「変えないことが、変わることだよ」
という禅問答のような話をします。
人の脳って、基本 変わりたくないんです。
変化はストレスだから。
まず最初にやるのは、自分を柔らかくしておくこと。
変化を嫌う脳を 安心させること。
たとえば私は、学生時代から
まじめそう
がんこ
変わってる
天然ぼけ
と言われることが多く、コンプレックスでした。
でも今は、そんな自分もきらいではなくなりました。
ここ10年ぐらいのことでしょうか。
まじめで、がんこで、不思議ちゃんでもいいじゃん。
それを悪いことだと決めたのは、自分。
別に、悪いことのカテゴリーに入れなくていい。
私のひとつの側面として、そういった要素があると認める。
それだけのこと。
そうやって 少しずつ 自分を受け止めたら、すごく楽になりました。
この感覚が 腹に落ちたときに、次の段階になります。
自分の中で眠っていた種が 目覚めるのです。
目覚めるための条件はこれ。
「どんな私でもいい」
そうやって、自分自身を柔らかくしておくこと。
種は、ずっと眠っているのです。
こわいから。
「はしゃぐ自分を出したら、ばかにされるかも」
「がんばらない私を見せたら、人が離れていくかも」
「やさしい自分を出すのが、恥ずかしい」
「自分の意見にこだわったら、人からきらわれそう…」
種のまま あなたの奥の方で 隠れています。
でも、
「どんな自分でも 受け止められるように」
心の畑を耕しておくと、種が 芽を出します。
ぴょこ
自分を柔らかくすること(=どんな自分でも安心していられること)は、土を耕すのに似ています。
種が安心して 芽を出せる環境を作るのです。
すると、
不安から出ていた行動が減り、
前はこわくて出せなかった面が顔を出し、
自然に自分が変わっていく。
本当の意味で 自分の枠が広がる。
本来の自分に戻っていく。
本来の自分にかえることって、別人になることではありません。
別人になったら、あなたじゃないじゃん。
それはちがうのね。
厚みが出ていく、枠が広がる、というのが 私の印象です。
私の場合だったら、相変わらず、まじめで がんこうで 不思議ちゃんだけど、もっと多面的な私になる、ということ。
自分からどんな芽が出てきても、それをつぶさずに 愛でることができる自分になっていくこと。
それが ドクダミだろうが、バラだろうが、ほっこりと 眺めることができること。
あの人と同じ ヒマワリの芽が出なくても、落ち込まないこと。
ドクダミより大きなユリの方が 高級だと思い込んでいる自分に気づくこと。
そゆこと。
だから、
変わりたいなら、変わらないこと
自分の心を柔らかくして 耕しておきましょう。
おかげさまで、赤面症で 人前で話すのが苦手で、目立つのがこわい私が、講師業やってます。
はずかしいときは、「はずかしい」と言い
緊張するときは「緊張する」と悶え
失敗が怖いときは「こわい」と 弱音を吐きながら 壇上に立ってます。
お昼は 誰にも邪魔されずに ひとりで食べ、
講座や講演会の後は スタコラサッサと 超特急で帰ります。
身内である協会のインストラクターたちとの親睦会でも、遅刻して入り、早退して帰ります。
(人がいっぱいいると、疲れてしまうため)
それでいい。それがわたし。
そして、それを「しょうがないね」と笑って見ていてくれる仲間がいる。
学びを始める前に比べたら、雲泥の差で 人生が変わっています。
で。
これをゲシュタルト療法では、変容の逆説的理論というのだけど、それは メルマガにでも書こうと思います。
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