辛口・代々、恨みというのは 連鎖するのですよ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

 
この記事にいただいたメッセージにお答えしますね。
 
いただいたコメントを要約すると、
 
「かわいそうな児童が出ないように、教師は細心の注意を払ってクラス替えをしてください」
 
ということかな、と思いました。

思いのたけを書いてくださったのですね。↓
 
(前の方の説明は削除し、後半だけ掲載)
 
 
なるほどー。ありがとうございます。
 
ボッチになったのは、先生のクラス替えのせいだと感じておられるのですね。
 
ここからちょっと辛口になるよ、ごめんね。
 
 
拝見してみて、かなりの妄想族な感じがするのですよ。
 
 ブンブンブブブン自転車DASH!
 
 誰も アタイたちのことは わかってくれねーんだよ
 
 センコーも アタイたちのことなんて、どーでもいいんだ
 
 
ちょっとたとえが古かったですね、昭和になってしまった。
 
要するに、
 
「どうせ私なんて、誰にも大事にしてもらえない」
 
という眼鏡でまわりの人を見て、暴走してるということ。
 
 
あえて言うけど、
 
「先生が私のことを 気にかけてくれなかった
 
 ような気がして
 
 悲しい」
 
ということじゃないかな、と思うんだけど。
 
ちがうかな?
 
 
「先生が配慮してくれさえすれば、私は傷つかずに済んだ」
 
と感じているかもしれない。
 
でも、自分の心を傷つけるのは 自分だけ。
 
過去の出来事にどんな色を付けるのかは、自分で決められる。
 
人生山もあれば谷もある。
 
それをどうとらえるのかは、自分次第、
 
なんだよ ^ ^
 
 
そういうときはね、主語を変える。
 
●先生は、なぜ、配慮をしないのだろうか?
 
●まわりの人たちは、私をボッチにした
 
下矢印
 
ではなくて、「私は」を主語にしていこう。
 
●(私は)仲間に入れてもらえなくて みじめだった(と感じた)
 
●(私は)先生が 私を大事に思ってくれなくて 悲しかった(と感じた)
 
こんなふうに、外側ではなく 内側に意識を向けていく。
 
 
 
ムリ―、できないー、って苦しくなるときは、
 
イケてない自分を受け入れてないから、苦しんじゃないかな。
 
「本当は、友達がたくさんいるはずの私なのに!!」
 
にとらわれすぎていると、そうでない自分を見たくない。
 
 
でもあえて、友達ができなかった自分を、
 
「これも私なんだ」
 
と受け入れて、自分に対して
 
「さみしかったよね。みじめだったよね。がんばったよね。」
 
と、やさしい言葉をかけてあげよう。
 
「先生のせい」「周りの人のせい」
 
と 矛先を外側に向け続けなくちゃいけないのは、もっと苦しいよ。
 
じゃないとね。
 
代々、恨みというのは 連鎖するのですよー。
 
 
たぶん、あなたのお子さんが成長したとき、お子さんの担任の先生を 見張るようになります。
 
「うちの子、大事にしてるでしょうね?」
 
「大事にしてるなら、このくらいやってくれて 当たり前ですよね?」
 
「うちの子が傷つかないように、細心の注意を払ってくださいよ!」
 
要望を出したくなる。
 
苦情を寄せたくなる。
 
子どもが傷ついている「証拠」を集めたくなる。
 

 
これね↑、私が教師をしていた時に感じたことです。
 
「子どものときの思いが反応して、教師を見張ってしまう」方も何人もおられた。
 
投影ですね。
 
私(担任の先生)に言いたいことは、実は ご自身を傷つけた 昔の先生に言いたいことだったりする。
 
 
 
それって、先生以上に 自分自身がつらいでしょ?
 
ずっと見張ってるって、すごい労力だから。
 
 
あなたの心の傷が反応してることに 気づいてあげるといいよね。
 
心のばんそうこうをはがして、ちゃんと傷の具合を見てあげよう。
 
見たくなくて、ばんそうこうを貼っちゃうから、グチュグチュになっちゃうんだよ。
 
 
それとね。
 
子どもって すごいんです。
 
自分で なんとかしていく力を持ってる。
 
傷ついても、立ち直るパワーであふれている。
 
あなたのように。
 
 
教師はみんな、それを知っているから 必要以上に心配したりしないんです。
 
クラス替えの結果はベターであって、ベストではないかもしれない。
 
でも、どの子も「きっと大丈夫」と信じているんです。
 
 
大丈夫って、失敗しない、傷つかないという意味じゃないですよ。
 
傷つくことがあったり、けんかしたり、失敗したり、いろいろあるかもしれないけど、大丈夫って 思ってるんです。
 
それも伝えておくね。
 
だから、あなたもきっと大丈夫、と言える日が来る。
 
大丈夫。
 

 

 

  

募集を見逃したくない方は、メルマガなどにご登録いただくと、お知らせが届きやすくなります。

 

●無料メルマガ

「ママを楽にする魔法の言葉」(読者5千人超)

 

●コーチ・カウンセラーの起業集客無料メルマガ「ミカbiz」(読者700人超)

 

●公式LINE
子育てやブログ更新情報

 

友だち追加

 

 

●研修・講演の依頼はこちらです

●協会の無料メルマガはこちら

 

 

募集中・募集予定の講座