反抗する子はこわがってるだけ。強くなんかない。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

今日は、思春期・反抗期のこんなお悩みにお答えします。

 

うちの子は口も達者で、怒っても 反発がひどくて 効き目がありません。

自己肯定感が高すぎる強い子なので、怒ってももう効き目がなくて…。


どうしたらいいでしょうか?

 

 

そうだなー。
 

反発する子は、本当に強い子なのかな?

 

 

反発にも2種類ありますね。

 

ひとつは、率直に意見が言えること。

 

 

高校生だったころ、娘が言ってました。

 

「小さい頃は、ママに合わせてあげてた!」

 

”私にはハッキリ意見を言う子”だと思ってたんだけど、私の喜ぶ顔が見たくて、偽っていたときもあったそう。

 

 

だから、思春期になって

 

「私はママとはちがう!」

 

と意見を言えることは 成長なのだなあと感じました。

 

ええ、とっても腹は立ちますけどね…

 

自分の人生を生きる上で、とても大事なことです。

 

 

 

もうひとつは、反抗のための反抗を繰り返す子。

 

つまり、反抗の目的が

 

●親に勝ちたい

●親を苦しめたい

●親に復讐したい

 

という場合、注意深く お子さんを見ていくとよいかもしれません。

 

 

なぜなら、その根っこにあるのは

 

「こわい」「不安だ」

 

といった感情が ザワザワしていることが 多いからです。

 

 

私は、反抗期マスターになれるぐらい 反抗的な子ども時代を過ごしたのですが、

 

 どうせ、かわいがられない、

 

 自分の居場所なんてどこにもない

 

 どうせ自分なんて、生きてる価値がない

 

そんな思いに 自分が乗っ取られそうなのを、反抗という形で出していたなあと、振り返ってみて思います。

 

 

 

わかりやすいのが、暴走族のお兄さんたち。

 

以前、警察署の前で「ブンブンブブブン!!」とバイクで挑発している少年がいました。

 

たぶん、警察の方と鬼ごっこをしたかったのでしょう。

 

もちろん、警察署は無視です。

 

しばらく「ブンブンブブブン!!」とエンジンをふかしていましたが、あきらめたように行ってしまいました。

 

 

あの町中に轟く爆音は

 

「俺はここに居るよ~。気づいて~!」

 

という叫びです。

 

悪いことをしてでも人の気を引きたいのです。

 

悪いことをしてでも、関心(=愛)がほしい。

 

 

だから、本当は

 

「お母さんなんて大嫌いだ!死ね!」

 

という子ほど、お母さんが大好きなんです。

 

 

 

「愛情」の反対は「無視・無関心」です。

 

本当に大きらいなら、お母さんと関わろうとしませんもん。

 

反抗期の子は「大きらい」という言葉で、お母さんへの愛情を伝えています。

 

 

シンプルに

 

「お母さん大好き」

 

と甘えられたら、この子もどんなにか楽でしょう。

 

自分に自信がなさすぎるために、「大好き」さえも言えなくなっいる状態です。

 

 

 

できれば、いわゆる「かわいくない子」ほど手をかけてあげてほしいなあ、と個人的には思います。

 

怒ることは効果がないことは、十分わかっていますよね(^^)

 

 

北風と太陽作戦がおすすめです。

 

北風をピューピュー吹かせるよりも、あたたかい太陽で包んだ方が、断然 変化があるのです。

 

ただ最初は 子どもも抵抗しますよ。

 

 

「え?なんかやさしくなったけど、どうせまた、怒り出すんでしょ!?」

 

と いぶかってますから。

 

わざわざ悪いことをして、試すような行動に出ることもあります。

 

それを乗り越えて、自分は愛されていると思えるようになったら、少しずつ 変化がみられます。

 

 

 

 

その方法として、一番簡単なのが 話を聞くこと。

 

最初は 忍耐がいるかもしれませんが、

 

「へ~」「ふ~ん」「そうなんだ~」「そう思ったんだね」

 

と 一切否定せずに、聞いてみて。

 

 

意見が言いたくなったら、子どもの話が全部終わってから「あくまでも自分の意見」として伝えること。

 

困ったことがああれば、子どもが全部 言葉を吐き出してから、お願いしていくこと。

 

何度も、何度も。

 

 

これね、やってみるとわかるけど、すごくむずかしい。

 

どうしても 話の途中で 意見を言いたくなったり、

 

正さなくてはいけないと思ったり、

 

なんで 子どもにこんなに気を使わなくちゃいけないのよ!と ムカムカしたり。

 

 

 

でも、思春期になったら「聞く」ことを意識しよう。

 

もう「教える」「しつける」時期は終わった。

 

本当は 何が良くて、何が悪いかなんて、子ども自身もわかってるから。

 

 

 

「聞く」って すごい力があるんですよね。

 

ただ、ちょっと 体になじむまで 年単位でかかる。

 

すぐにはできないし、子どもも 最初はいぶかしがる。

 

でも、必ず 関係性は変わる、と断言できる方法なんだよね。

 

 

まあ、でも、

 

「ふ~ん」「へ~」「そうなんだ」

 

と、毎日3分でいいから 話聞いてみるところから。

 

子どもが機嫌よく話をしてきたときに やってみることが、おすすめかな、まずは。

 

 

もちろん、私の講座や子育てコーチング協会の講座に来てもらえると一番わかりやすいですよ。

 

私も募集をしようかな。

 

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