クソバイスは堂々と無視しよう | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

【25日締切】大阪/タイプ別 家族のこころのコーチング講座

 

あと2名です。

 

。。。。。。

 

さて。

 

 

もし、あなたに こんなメールが届いたら、どう感じますか?

 

「自分の問題も片付いていないのに、コーチングで他人の相談に乗るのはムリです。

 

 やめた方がいいと思います。顔相も悪いし。まだまだね。

 

 それから、あなたの子育て。

 

 もともと教師だったからかもしれないけど、厳しすぎる。

 

 もっと大らかに接しないと、子どもがダメになりますよ。」

 

もし、それが とても当たる占い師さんからの アドバイスだったら?

 

 

 

これね、実話です。

 

(メールは残っていないので、こんな内容だった、という感じで書きました)

 

 

もう10年以上前になりますが、占い師さんに運気を見てもらいに行きました。

 

子どもの頃の生きづらさ、結婚した年齢、子どもを産んだ年齢・・・

 

そんなことも 手相と誕生日だけで、ピタッと当てるほどの腕前。

 

「わー、占いってすごいなあ」って 思ったものです。

 

 

半面、あれ?と思うことがありました。

 

読み解き方に、トゲがあるのです。

 

たとえば、私の手相には 一本余計な線があります。

 

 

「あ~、これは  二重生命線じゃないわね。

 

 二重生命線を持った人は、仕事で海外を飛び回るほどのパワーがある人だから、あなたはちがう。

 

 私の見立てでは、二重頭脳線ね。頭の良い人。

 

 秋葉原あたりに行くとよくいるわよ、オタク、みたいな。」

 

 

なんか、こう、聞いていて トゲトゲしたものを感じませんか?

 

 そっかー、私は 海外で仕事ができる器はないんだ

 

 そっかー、私はオタクなんだ

 

他にもいろいろ言われたんだけど、いちいち 言葉が引っかかってしまう。

 

そんで、とどめが 占い後に届いた さっきのメールでした。

 

 

当たる占い師さんだけに、一応 考えてみました。

 

私は コーチングをやめた方がいいのかな?

 

教師だったから、子どもに厳しすぎるのかな?

 

自分の心に静かに、問うてみました。

 

 

答えはNOです。

 

私は、この仕事を続けたい。

 

私は、子どもに厳しい面もあるけど、大らかな面も持ち合わせている。

 

このメールに 私の人生を預けたいとは、到底思いませんでした。

 

メールには、やんわりと

 

「余計なお世話」

 

という内容を書いて送りました。

 

 

 

同じような話は、よく聞きます。

 

「コンサルタントに、『あなたは○○という職業が合っている』って言われたので、そうします」

 

「占い師に、○○はムリ、と言われたからやめます。とてもやりたかったけど…」

 

 

ごめんね、口が悪いけど、正直に 申し上げますとですね。

 

 

え?バカなの?

 

そのコンサルタントや占い師は、自分の思い通りに人を動かしたいだけなの。

 

「あなたを幸せにするために」

 

「成功させるために」

 

なんて言葉をささやきながら、結局は あなたの人生に影響を与えたいと 思っているの。

 

 

自分が言ったとおりに、人が動くのが おもしろくてしょうがない。

 

それだけ。

 

本人も気づいていないかもしれないけどねん。

 

 

でね。

 

クソバイスに対して 言いなりになってしまう理由は、2つあると感じています。

 

ひとつは 失敗したくないという思い。

 

だから、

 

●アドバイスをうのみにする

 

●やめなさい、と言われたから やめる

 

自分の人生なのに 責任が取れないのです。

 

 

でもさ。

 

アドバイスを鵜呑みにして 結局 失敗したり、

 

やりたかったことを しょうがなくあきらめたり・・・

 

そんなとき、そのモヤモヤは 誰に向かうのでしょうね?

 

 

もうひとつの理由は、誰かに「本当のわたし」を発掘してほしい、という思い。

 

●私、本当は すごい才能があるかも

 

●私、本当は こんな人間じゃないかも

 

そんな ほのかな望みに光を当ててくれるような 気がするのでしょう。

 


だから、

 

「私、起業するなら 何をしたらいいでしょうね?」

 

なんて 質問しちゃうんだろうなあ。

 

 

私が そういった質問を受けたときは、お話を伺いながら

 

「起業することで 何を得たいのか?」

 

を いっしょに考えていきます。

 

起業は 手段でしかないからねん。

 

 

「キラキラしたい」「すごい自分になりたい」

 

といった思いが根っこにあるだけの場合もあります。

 

起業すると、ちがう自分になれる、と思っている人もいますが、それもどうでしょうね?

 

 

んで、聞いてみます。

 

「それは、お金も、名誉も、成功も手に入らなくても、やりたい?」

 

「その仕事は、100億円のお金があっても やりたいこと?」

 

 

なぜなら、自営業って思いがないと 続けられないから。

 

すぐに成果が出ないと 不安になって、キラキラする前に やめたくなっちゃう人も多いから。

 

 

動機は 強い方がいい。

 

それは 稼ぎたい、でも、有名になりたい、でもいい。

 

続けられるだけの パワーと覚悟があれば、失敗してもめげない。

 


単に「キラキラしたわたし」になりたいなら、他にもいろんな方法がある。

 

起業じゃなくてもいいかもしれない。

 

 

 

というわけでね。

 

迷ったときは、自分の心に聞いてみよう。

 

「私は どうしたいんだろう?」

 

心を静かにして。

 

心の雑音をかき分けながら。

 

よーく。よーく。よーーーーーーーく聞いてみること。

 

 

もし、失敗してもね、大丈夫だから。

 

それも 人生の中で 必要なことだったのだと、あとでわかる。

 

うまくいかない、と 感じることがあっても、人生という大きな流れの中では ほんの一部分。

 

点に過ぎないよ。

 

 

せっかく生まれてきたんだから、いろんなこと やってみようよ。

 

心がNO!と言っていることは、キッパリ やめようよ。

 

 

あ、この記事を

 

「ミカさんは、自分に自信があるから、できるのよ」

 

とかいう論理に すり替えないでね(*^-^*)。

 

私も、自信なんてないよ。51歳のおばはんだし。

 

起業したのは、40歳ぐらいだし。

 

 

でも、私はあのとき、占い師さんの言いなりにならなくて 本当によかったな、って 心から思っています。

 

これはほんと、そう思うわ。


 

こちらも 参考にしてねん。

 

 

 
 

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