子どもに対して『邪魔』って思っちゃうんだよね | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

私が代表を務めます、子育てコーチング協会のコミュニケーションカラー(中級講座)。


【あと3名】大阪/タイプ別 家族のこころのコーチング講座

 

本日も、タイプ別の話をしますね。

 

 

さてさて。

 

子育ての悩みっていろいろあるけど、ひとつは、


「こんなことを思ってはいけない」

 

という 暗黙の縛りが大きいように思います。

 

 

家族のこころのコーチング講座(中級)では、4つのコミュニケーションカラーを通して 自分や家族を見ていくんだけど、

 

赤タイプの人が、

 

「子どもに対して、邪魔って思っちゃうんだよね」

 

と言った後、

 

「…はあ、すっきりした」

 

とおっしゃっていたことがあります。

 

すごく印象的でした。

 

 

赤タイプは、しっかり者で、効率!段取り!達成感!が超大事。

 

だから、子どものことで 生活リズムが乱され、あれもこれも中途半端になっていくと、イライラします。

 

それを「邪魔」という言葉で表していました。

 

 

一般的には、

 

「そんなふうに思っちゃう自分はダメ!」

 

みたいな雰囲気がある。

 

 

でも、私の講座では「正しい」も「まちがい」もないから、みんな思ったことを そのまま口に出していいよ、と伝えています。

 

口に出しながら、体の感覚を確かめてみて、どう感じる?と。

 

 

前述の赤タイプの人は、口に出した時に 解放感を味わったのだな、

 

と表情を見て感じました。

 

 

私もね、(青タイプだけど)自分のペースで生活できることが、とても大事だから、子どもが小さい頃はよく思ってた。

 

「一人になりたい」

 

…書いただけで、想像以上の 罪悪感が襲ってくる汗②

 

 

子どもが小さいときとき、一日中「遊んで」と言われて、それに応えなくてはいけないと、必死だった時の アレかなー。

 

いいお母さんになるために がんばってたときの、焦燥感かなあ。

 

( -_-)(遠い目)。

 

 

私ね。(話は変わるけど)

 

本を出版したくて、出版社に企画書を持って行ったときに、

 

「こういう本は売れません」

 

とはっきり言われました。

 

「売れるのはこういう本」

 

と、出してきてくださったのは、

 

『子育てでやってはいけない100のこと』

『ママが子どもを伸ばす 50の言葉』

 

みたいなタイトル。

 

 

「…でも、和久田さんこういう本嫌いですよね?」

 

と図星をつかれ、

 

「そうなんです…」

 

と すごすご帰ってきて、半年ぐらい 企画書を書き直せなくて、放置しました。

 

(結果的に、心屋ぢん様が推薦してくださったおかげで 企画書通りの本を出せたのですが…)

 

 

 

 

↑今はkindleしかないみたい。初級講座に来ると副読本として配布されます。

 

 

 

あのときも思ったな。

 

そんなに禁止事項作らなくても、ちゃんと子どもは育つのにな…

 

それもこれも やったらダメなんて、

 

お母さんの責任、重すぎる…

 

そんな本は出したくない。

 

 

 

そんなむずかしい育児なんかしなくても、

 

子どもは 心に安心感だけ育てば、ちゃんと大人になる。

 

仮に 安心感を持てずに大人になったとしても、自分の力で なんとかしていくだろう。

 

私のように。

 

 

んで、

 

子どもの安心感って どうしたら育つかというと、一番簡単なのは、

 

「ママ見てて」

 

の欲求を満たすこと。

 

 

そんな難しいことじゃなくて、単に 

 

●(時間があるときに)よーく話を聞く

●(小さい子なら)抱っこする

●(きょうだいがいるなら)意識して名前を呼ぶ

 

といった ちょっとしたことで、

 

「あなたのことをよーく見てるよ」

 

を伝えればいい。

 

 

子どもの心の栄養は、

 

「ママが見ててくれた!」

「パパが関心持っていてくれた」

 

なので、いろんな場面で それに応えていけばいい。

 

すべてに応えなくて大丈夫。できるときにできることをする。

 

 

ただ、専業主婦で、夫の帰りが遅いと、その責任を 母親が一手に引き受けるわけで。

 

幼児の

 

「ママ、見てて!」「ママ、ママ、ママ」

 

の洪水におぼれそうになるときもあるよね。

 

っていうか、あった。

 

 

昔は、じいちゃん、ばあちゃんが同居していたり、ご近所みんなで子どもを見ている雰囲気があったけど、今は それほどでもない。

 

よくも悪くも、人と人との距離感が変わった。

 

おぼれそうになる中、子ども抱いて、必死で藁をつかみながら、育児している人も多いんじゃないかな。

 

でも、つかんだ藁が、「やってはいけない育児100」みたいな本だったら、つらいよね。

 

 

 

私は 講座では、「子育てを楽にするスキル」についても お伝えしてるけど、実は そこが本質じゃない。

 

楽にはなるけど、スキルだけで子育てできるわけない。

 

講座で 一番大事にしてるのは、「みんなで話をする時間」。

 

 

「私、ダメな母親なんです。子育て苦しいです…」

 

「今日も、子どもを叩いちゃって…」

 

「このままだと どうしたらいいか…」

 

そんな話を 安心してできる場を作りたい。

 

みんなで「そうだよね」「わかるよ」と 聞きあえる時間を作りたい。

 

お母さんの心の栄養も「安心感」だから。

 

 

そこで アドバイスとか始める人も たまにいるので、最初に

 

「アドバイスはいらない」

 

と 言わせてもらっている。

 

求められてないアドバイスは、なんの役にも立たない。

 

たいてい、自己満。

 

乗り越えてきた自分をほめたいだけ。

 

 

せっかく

 

「ママ友には言えないけど…」

 

「こんなこと思っちゃいけないと思うけど…」

 

と口を開いてくれたんだから、お互いに 聞こうよ、と思っている。

 

言うだけで、癒えることってある。

 

だから、お互いに 子育てしていると そういうときあるよね、って 受け止めようよ、と。

 

 

少なくとも、

 

「こういうことを思うのは、母親として、がんばりが足りないからだ」

 

なんて言葉で、自分を責めないでほしい。

 

そんな言い訳、心の負担になるだけで、なーんもいいことない。

 

 

 

私たちは 母親であるまえに「わたし」だから。

 

母親という役割に引っ張られて、自分がなくなってしまったら 苦しい。

 

 

私が 教師やってた時もそうだったな。

 

「あたし 先生だから」

 

と自分を見張りながら 生活してたけど、それも 苦しかった。

 

 

だって、何かを決めるときに

 

「あたし 先生だから」

 

という前提が 出てくるんだもん。

 

「先生という仮面」

 

どずっと付けてたら、取れなくなった。

 

自分が何が好きで、何に喜び、何がいやで、何に不快感を感じるのかも、よくわからなくなっていった。

 

やめてからも、しばらくは その感覚、抜けなかったなあ。


わたし、という存在は、一番近くにいる他人のようなもの。

 

一番近くにいる私が、自分を否定ばかりしていたら、つらい。

 

まずは 自分自身をいたわろう。

 

自分の思いを大切に扱って大丈夫。

 

自分をいじめることで、やる気を出させなくて大丈夫。

 

あなたは なんだかんだで、家事も育児もがんばっていく人だから。

 

 

それと、子どもも 小さいうちは、何かと大変だけど、完璧に子育てしなくても ちゃんと育つから大丈夫。

 

私、教師時代に いーっぱい親子を見てきて、思ったもの。

 

「親の育て方って、そんなに大きな影響を与えないな。ゼロじゃないけど。」

 

って。

 

 

ただ、ひずみを受けた子は やっぱり途中で 警察沙汰の問題行動を起こしたりするんだけどね。

 

それはそれで、厄落としなの。

 

ちゃんと そのあと、生きていってる。

 

親が期待した通りじゃないかもしれないけど、ちゃんと育つ。


人生に、よいも悪いもない。

 

人生に起きたことを、自分自身が どう意味づけするか、だけ。

 

うれしいことも、悲しいことも、

 

わくわくすることも、くやしかったことも、

 

もやもやすることも、ずどーんと落ちたことも、

 

みんな 意味はない。

 

自分が それを どうとらえるのか、だけ。

 

 

いろんなことを 味わうために 私たちは生まれてきた、

 

と 私自身は思ってるので、私の座右の銘は、

 

「これでいいのだ」

 

何があっても、私は そう思って生きていきたい。

 

それが、私なりに人生を全うすること。


娘からは、きっと

 

「ママはねー、本に書いてあること、全然やってなかったよ。

 

 あんな仕事してるけど、生活はそりゃひどくてね…」

 

と言われるかもしれないけど、それでよし。

 

それでいいのだ。

 

 

こちらの講座も たっくさんおしゃべりできる講座です。

 

同じカラー同士で話す時間も多いから、

 

「わかるー!!!!!×100」

 

となっている人も多し。

 

今回は特に、神回になりそうな予感。

 

 

 

中級講座については、こちらの動画を見てね。

 


 


 

こちらです↓
 
 
ではでは。
 
 
 

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