こんにちは、和久田ミカです。
「人と一緒にいると、なんだか"いい人"を演じちゃう」
「職場では明るくふるまってるけど、家ではぐったり」
「本当の自分って、どれ?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
クライアントさんからも、よく聞くこの悩み。
でも実はそれ、「あなたがうまく生きようとしている証拠」
橘玲さんの著書「スピリチュアルズ 「わたし」の謎」では、私たちの「性格」
遺伝の影響は50%:性格は「生まれつき」で半分決まる
まず、知っておきたいのはこの数字。
性格の約50%は「遺伝」で決まる、という研究結果です。
これは心理学者トーマス・
「え? 半分も!?」と思った方、多いのではないでしょうか。
たとえば、
「人見知りしやすい」「落ち込みやすい」「やる気が出にくい」
実は性格の“傾向”として、
「変えられないんだ」と ガッカリする必要はありません。
性格は“傾向”であって、“運命”ではないからです。
たとえば、紙の色が少し青みがかっているだけで、
紙は青でも、そこに黄色や赤を塗ることはできますよね。
遺伝は“下地”。
どんな絵を描くかは、あなた次第だと思うんですよね。
私たちは「キャラ」を演じている
性格の残り半分は、「共有環境」と呼ばれる後天的な要因によって
簡単に言うと、「集団の中でどう振る舞ってきたか」ということ。
たとえば、学校や職場、家族の中で、
「あの子はしっかり者だよね」
「おもしろい人だよね」
などと評価されるうちに、私たちはその“キャラ”
「まじめキャラ」「おちゃらけキャラ」「影のあるキャラ」…
気がつくと、その“キャラ”が「自分」になっていることも。
でも裏を返せば、キャラは“役割”なので、
そして何より大切なのは、
「自分って、演じてる感じがする…」
と思ってしまうのは、むしろ自然なことだということです。
「本当の自分」を探すより、「今の自分を知る」
「本当の自分は、どこにいるんだろう?」
「こんなキャラ、もうやめたい」
そう感じる人もおられるかもしれません。
でも、私たちはいつも「キャラ」を通して、
・ 周囲と同じであろうとする「同一化」
例)クラスメートと同じような服装をしたり、
・ 違いを出そうとする「差別化」
例)特定の趣味に没頭したり、自分だけのスタイルを貫くこと
このバランスの中で、「目立ちすぎず、埋もれすぎず」
それが、いまの“わたし”をつくっているんです。
だから、「キャラを演じている」こと自体を責めなくても大丈夫。
むしろ、それが人として自然な営みなんですよね。
自分を見つめ直すための問い
じゃあ、この「なんとなく演じてる感じ」から抜け出すには、
まずは、こんな問いを、自分に投げかけてみてください。
・どんなキャラを求められてきた?
・それって、本当に自分に合ってた?
・今、どんなキャラ(役割)でいたい?
・そのキャラを演じることで、得ているものと、
この問いを通じて、「キャラ」と「本音」の距離が、
◆あなたという“作品”を見つめてみよう
あなたの性格は、「半分は生まれつき」「半分は演じてきた役」。
まるで、素材も筆も絵の具もバラバラな中で描いてきた、
気に入らない色があるかもしれない。
でも、その色があるからこそ、今の「あなた」ができている。
まずは、「キャラ」を否定せずに、「これも私」
それが、ありのままの“わたし”とつながる、
「スピリチュアルズ」では、性格を8つの因子に分類しています。
因子 | タイプの特徴(ざっくり) |
---|---|
1. 明るい/暗い | 感情表現の豊かさ、ポジティブさ |
2. 楽観的/悲観的 | 未来への期待と不安のバランス |
3. 同調的/反発的 | 周囲との協調性、合わせやすさ |
4. 共感的/冷淡 | 他人の感情に寄り添う力 |
5. 信頼できる/気まぐれ | 責任感や誠実さ |
6. 面白い/退屈 | ユーモアや創造性 |
7. 知的/鈍い | 情報処理能力、頭の回転の速さ |
8. 魅力的/そうでもない | 外見的な魅力(第一印象 |
説明すると長くなるので、今回は書きませんでしたが、
ちょっとむずかしい本ではありますが、おすすめです。
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