こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
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さてさて。
NHK朝ドラ「ちむどんどん」。見てる人いますか?
最近ずっと、「そろそろ見るのをやめようか」と思いながらも、見続けています。
というのも、主人公の兄に イライライライラ。
トラブルを起こしまくっては、謝らず、家族がしりぬぐいに奔走する。
ここのところ、ずっとそんな話ばかり。
見ていて同じようにイライラするのが、その母。
やさしくて、思いやりがあって、困っている近所の子がいると 自分のご飯もあげてしまうような人。
でも、子どもを叱れないので、兄がトラブルを起こすたびに、おろするだけ。
「本当は素直でいい子なんです」
母性のかたまりで、父性がない。
(父親はだいぶ前に亡くなり、女手ひとつでがんばってきた)
兄がトラブルを起こすたびに、姉妹はうんざりし、母親はよりいっそう、朝から晩まで働くことになる。
勘弁してくれ。勘弁してくれー。
見ていて、つらい。
親の役割っていろいろあるけど、
ダメなものは、ダメ
ないものは、ない
とキッパリ言うのは、とても大事なこと。
お金の使い方は、親が決める
家庭のルールは守らせる(お手伝いなど)
社会のルールは、きちんと教える
(大人になった)子どものトラブルは、自分で責任を取らせる
子どもを受け入れる(=母性)だけでは、子どもは自立できない。
父性、大事!超大事!!!
家庭が母性だけだと、ゆがみが生じる。
母親が、子どもの言いなり、子どもの下僕になってしまう。
それは、子どもにとっても 不幸なこと。
育て方のせいで 子どもが〇〇になった、
というのは あまり言いたくないことだけど、朝ドラを見ていると
お母ちゃん、ちょっと叱ってよ
なんでも肩代わりしないで、子どもにちゃんと責任取らせてよ
と思わざるを得ない。
ただ、お母さんには お母さんの事情があるんだよね。
以前、仕事で那覇市に行ったときに聞いたことがある。
「今ある木は、ほとんど戦後のもの。
親戚で誰かしらは、戦時中に亡くなっている。」
それだけ 激しい戦闘が行われた場所。
母親は 戦後の沖縄をひとりで生き抜いてきたのだろう。
困っているときに、助けてもらえなかった。
守ってほしいときに、守ってもらえなかった。
与えてほしいものを、与えてもらえなかった。
想像にはなるけれど、大きな心の傷があるのだろう。
だから、子どもたちに対して それが過剰に発動してしまう。
助けねばならない
守らねばならない
与えねばならない
自分が身を粉にしてでも。
しっかり育った姉妹はともかく、兄に対しては依存を招く行動だ。
助けねばならない存在
守らねばならない存在
与えねばならない存在
でいてほしいと、無意識に願ってしまう。
ずっとダメ兄でいないと、いけなくなる。
ずっと、役に立つ、守ってあげる母でいるために。
手がかかる子ほど、自分の無価値観を 満たしてくれる存在でもあるから。
今後、兄が自分の力で 立ち上がる様子も描かれるといいな。
ご都合主義的な描かれ方ではなくて、
「あんなときもあったね」
と笑い合えるときがきますように。
そして、イライラしながらも 明日も見てしまうのだろうなあ、朝ドラ。

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