「マジうざい親」の子どもは思考力が伸びない | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは、元小学校教師の和久田ミカです。

 

ウクライナ情勢について連日報道されていますね。

 

うちでも娘と毎日、紛争について対話をしています。

 

聞かなくても、娘がいろいろ調べてきては わかったこと、考えたこと、感じたことを教えてくれます。

 

 

こういうとき、コーチングスキルを使って娘を育ててきてよかったなあと思うんですよね。

 

対話が楽しいから。

 

 

そして、単に、「好き」「きらい」「正しい」「まちがってる」といった、感想や評価を言い合うだけでなく、

 

●なにが事実で どこからが自分の憶測なのか?

●歴史的背景には何があるのか

●ロシア側のものの見方は?

●ロシア側が撤退するとしたら、何を成果とする?

●長引くことで、日本への影響は?

 

など、質問を投げかけたり、ヒントとなる動画を共有して、いっしょに考えたりしています。

 

 

前置きが長くなりましたが、今日は、子どもの思考力の高め方についてお話ししますね。

 

今、私が運営している「ペアレントコーチングスクール」のペアレントクラスの講座が続いてます。

 

zoomなので、日本国内だけでなく、外国からも受講いただいてて、ありがたき幸せ!

 

(↓子育て講座のところです。次の募集は7月ごろ)

 

 

このクラスは、コーチングスキルを通して、子どもの思考力を伸ばす方法をお伝えしています。

 

思考力は「ティーチング(教えてもらう)」ことでは伸びません。

 

「コーチング(さまざまな視点から考える)」で、ひろがっていきます。

 

 

 

子どもの思考力を育てるのに必要なのは、良質な問い。

 

学校での授業でもそうなんですよね。

 

教師時代、国語の授業では、どんな発問(質問)をして 子どもたちの考えを引き出すのか、を自分なりに工夫していました。

 

教師としての腕の見せどころ!

 

 

じゃあ、質問力だけ磨けばいいか、というと ちがうんです。

 

その前に もっと大事なことがある。

 

子どもたちが「発言したい!」と思えるクラスを作ることです。

 

どんないい質問をしても、子どもたちが考えないなら意味はないですから^_^

 

 

手前味噌になりますが、私が受け持つクラスは 授業参観でも、たくさんの子が手を挙げました。

 

保護者はびっくり。

 

ふつうは「間違えたら嫌だから」と発言しない子が多いから。

 

(授業参観の時は名簿を用意して、なるべく全員当てられるよう、もれがないようチェックしてました)

 

 

「間違えてもいい」

 

「変なこと言っちゃっても、『なるほど!』と聞いてもらえる」

 

「いろんな意見があった方がいい」

 

「答えが合っているかより、答えにどう行き着いたのかが大事」

 

を徹底していけば、子どもたちは喜んで挙手するようになる。

 

ちょっと時間がかかるけれどもね。

 

 

そうそう、先生が厳しすぎると 子どもはビクビクして発言しないのよねー!

 

と思っている そこのあなた!

 

 

 

家庭でも同じです。

 

「質問しても子どもが答えないんです」

 

「子どもが話をしません」

 

というときには、土台作りが先です。

 

 

「どんな話をしても 耳を傾けてもらえる」

 

という安心感がなければ、子どもたちは 話をしないですもん。

 

良質な問いを知っていても、子どもたちが考えないなら 意味はない。

 

 

いきなり質問するより、子どもが話したいことを 聞き続けることが先です。

 

さえぎらず、

否定せず、

おもしろがって。

 

1日5分でいい。

 

 

親が聞きたいことじゃなくて、子どもが話したいことを聞く。

 

かるーく聞くだけでOKです。

 

「へー」「ふーん」「そうなんだー^_^」

 

と右から左に流していくだけでも いい。

 

 

 

 

ここから、ちょっと厳しいことを書きます。

 

刺さっちゃったら、ごめんね。

 

 

私は小さい頃、家で母とあまり話しませんでした。

 

めんどうだったから。

 

母から返ってくる言葉は、助言や 説教や 評価ばかり。

 

 

 小1のときに、

 

「もう話さない」

 

と決めました。

 

自分を守るために。

 

 

今となればわかります。

 

長女だったので、母はいろいろ不安だったのでしょう。

 

先回りして 先にある石を取り除かねばと、必死だったのだと思います。

 

でもそんなん、子どもには わからんからねー。

 

今はもう、母も口うるさくなくなったので いろいろ話すようになり、なかよしですが^_^

 

 

もし、

 

「うちの子、話さないんです」

 

というときには、

 

「ママに話すと、いちいちジャッジするし、話を持っていかれるから まじうざい」

 

だけかもしれない。

 

 

親として「聞いてるつもり」かもしれないけど、子どもは「聞いてもらってない」と感じてるかもしれない

 

 

もともと無口で自己完結型な子もいるから、必ずしもではないけれどもね。

 

 

 

ひとつ言えるのは、子どもの心に「安心感」がなければ 子どもは話をしない、ということ。

 

問いを投げかけても、

 

「正しいことを言わなくては」

 

「お母さんが喜ぶとことをいえるかな」

 

「ほめてもらえるかな」

 

と不安を感じてたら、最初から 考えなくなる。

 

(または、親が喜びそうなことを 言うだけになる)

 

 

だから、私は

 

●訊く(質問する→思考力を鍛える)

 

だけでなく、

 

●聞く(子どもが聞いてもらえたと感じる聞き方をする)

 

ことも大事だと思っています。

 

 

 

ママの学びは、子どもの未来を広げていきます。

 

だから、これからも伝えていきたい。

 

「聞き方」について学びに来ませんか?

 

と書いたけど、わたし、今なーんも募集してないということに気付いたわ…(笑)

 

 

私が代表を務めます、子育てコーチング協会の講座へぜひ 行ってみて!

 

インストラクターがいろんな講座やってます。

 

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