こんにちは。元教師の和久田ミカです。
こちらの講座のお申し込みは、15日までです。
【現在101名】光と影の心理学 エッセンス講座~動画10か月講座
さて。
数年に一度ぐらい、
「子育ての仕事をしているなら、〇〇であるべき」
というコメントをいただく。
そうだなー。
たしかに、私のブログはちょっと 王道の子育てからは 外れてるかもしれない。
同時に、私みたいな見ず知らずの人の言葉に そんなに反応しちゃうということは、心の中が大変な状態なんだろうなあとも 思う。
「自分が 何を感じているのか」
に焦点を当てずに、正しさに目を向けて
「あなたまちがってますよ」
と コメントを残していくんだもん、よっぽど 心がザワザワしてるんだろうなあ、と。
それ、実際に会ったときに できるのかな?
ねえ。
たとえば、以前、
「和久田さんの講演を聞きました。
『どんなお母さんでも大丈夫。
怒ったって、叩いたって、子どもはあなたのことが大好きだから』
なんて うそぶいてましたが、暴力を許しているんですよね?
まわりのお母さんたちは涙をぬぐっていましたが、私は だまされませんから」
みたいな 怒りのこもったメッセージをいただいたことがあります。
そうね、暴力はよくないよね^^
「暴力」という行為は ないに越したことはない。
子どもの 体も心も脳も 傷つけるしね。
私も 父が暴力オヤジだったので、その弊害はよくわかっているつもりです。
ただ、自分の中にある「暴力性」は 否定したくないなあと思います。
暴力という行為の向こう側にある、
子どもが憎い
子どもを支配したい
子どもを思い通りに動かしたい
そんな思いが 私の中にはある。
そして、あなたの中にもある。
「ある」ことを認めると、本当の意味で 人は楽になるんだと私は思っています。
人のことを いちいち監視して、文句をつけたくなる気持ちも あまりなくなります。
それとね。
自分を責めながらも やっぱり子どもを叩いちゃう…
という人に
「叩かないようにしましょう」
「子どもの話を聴きましょう」
といったら もっと自分を責めるよね。
それができないから、困ってる!!
と 余計にイライラするなあ、私なら。
清く正しい子育てを唱えても、なんも いいこと、ないと思う。
だからあえて
「どんなあなたであっても、子どもは愛してくれるよ」
と 伝えています。
子どもほど 愛にあふれる存在は、他にはないですもん。
私は いいお母さんではないけど、子どもの存在に とても救われました。
でも、講演やブログという場で 全部正確に伝えようとすると、話が長くなって場がダレる。
だから、端的な伝え方にになってしまうのは否めません。
誤解されるのも しょうがないかな。
でも、
同じ講演を聞いても、同じ記事を読んでも、
「〇〇と感じた」
人もいれば、
「〇〇と感じない」
人もいるわけで。
私に腹を立てて 苦情を申したてるのは、
「私の気持ちがざらつきました。あなたのせいですよ」
と 感情の責任を私に 押し付けているわけで。
それって、自分が埋めた地雷を 自分で踏んで、
「あなたのせいで 踏んじゃったじゃない」
と文句付けてる状態なわけで。
まあ、しょうがないなあ、
きっと 困っているんだろうなあ、心が傷ついておられるのだろうなあ、
と 思うことにしているのだけど、私は 万人受けする文章は書けないもん。
同じ文章を読んでも、感じることはひとそれぞれ。
自分の感じることには、自分で責任もってねん。
というわけで、
「あなたのせいで」「私のせいで」
という「誰かのせいにする」世界から抜け出したいときには、自分の中で何が起こっているのかを 知ること。
そして、それを 客観的に眺められるようになること。
眺めて何になるの?と思うかもしれないけど、まずやってみて。
「〇〇さん、むかつく~!」
って思ったら、
「私は、『〇〇さん、むかつく~!』と思ってるんだな」
と 自分のどんな思いも、そのままの重さで受け止めてみる。
むかつく感情に罪はない。ただそこにあるだけ。
よいでも悪いでもない。
もし 感じることができたら、その奥のつぶやきも 聞いてあげられるようになるといいね。
「暴力を肯定しているみたいで、自分の思いを否定されたみたいで、無力感を感じたんだな」
とか。
「私の方が正しい、私の方がわかっている、という思いがあるから、モヤモヤするんだな」
とか。
もしかしてだけど~
「ミカさんのことが大好きだからこそ、わかってもらえないと感じて、悲しくなっちゃったんだな」
とかね。
そこに、罪悪感はいらない。
「あなたのせいで」「私が悪い」というジャッジもいらない。
「あなたが正しい」「私が正しい」という線引きもいらない。
ただ今ここに起きている状態を
「眺める」
ことができるようになると、すーっとムカムカがおさまることも 増えていきます。
こればっかりは、「まずはやってみて。習慣をつけてみて」としか言えないのだけど。
(これ、子育てだけじゃなくて、一般的な人間関係にも 仕事にも 使えるよ)
そんなわけでね。
あなたのせいで、私のせいで・・・
という 犯人探しの世界から 抜け出るためには、自分の話をよく聞くことだよ。
私の講座はすべて、「自分と対話し、自分となかよくする」というシンプルなゴールに向かって作ってあります。
今はインストラクターに おまかせしてきているので、私はあんまり講座をやっていません。
次に講座をするのは 春になっちゃうけど、インストラクターもなかなかいい感じなので、ぜひ講座を受けてみてね

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