清く正しい子育てを唱えても意味ない。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元教師の和久田ミカです。

 

こちらの講座のお申し込みは、15日までです。

 

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さて。

 

数年に一度ぐらい、

 

「子育ての仕事をしているなら、〇〇であるべき」

 

というコメントをいただく。

 

そうだなー。

 

たしかに、私のブログはちょっと 王道の子育てからは 外れてるかもしれない。

 

 

同時に、私みたいな見ず知らずの人の言葉に そんなに反応しちゃうということは、心の中が大変な状態なんだろうなあとも 思う。

 

「自分が 何を感じているのか」

 

に焦点を当てずに、正しさに目を向けて

 

「あなたまちがってますよ」

 

と コメントを残していくんだもん、よっぽど 心がザワザワしてるんだろうなあ、と。

 

 

それ、実際に会ったときに できるのかな?

 

ねえ。

 

 

たとえば、以前、

 

「和久田さんの講演を聞きました。

 

 『どんなお母さんでも大丈夫。

 

 怒ったって、叩いたって、子どもはあなたのことが大好きだから』

 

 なんて うそぶいてましたが、暴力を許しているんですよね?

 

 まわりのお母さんたちは涙をぬぐっていましたが、私は だまされませんから」

 

みたいな 怒りのこもったメッセージをいただいたことがあります。

 

 

そうね、暴力はよくないよね^^

 

「暴力」という行為は ないに越したことはない。

 

子どもの 体も心も脳も 傷つけるしね。

 

私も 父が暴力オヤジだったので、その弊害はよくわかっているつもりです。

 

 

ただ、自分の中にある「暴力性」は 否定したくないなあと思います。

 

暴力という行為の向こう側にある、

 

●子どもが憎い

●子どもを支配したい

●子どもを思い通りに動かしたい

そんな思いが 私の中にはある。

 

そして、あなたの中にもある。

 

 

「ある」ことを認めると、本当の意味で 人は楽になるんだと私は思っています。

 

人のことを いちいち監視して、文句をつけたくなる気持ちも あまりなくなります。

 

 

それとね。

 

自分を責めながらも やっぱり子どもを叩いちゃう…

 

という人に

 

「叩かないようにしましょう」

 

「子どもの話を聴きましょう」

 

といったら もっと自分を責めるよね。

 

 

それができないから、困ってる!!

と 余計にイライラするなあ、私なら。

 

清く正しい子育てを唱えても、なんも いいこと、ないと思う。

 

 

だからあえて

「どんなあなたであっても、子どもは愛してくれるよ」

と 伝えています。

 

子どもほど 愛にあふれる存在は、他にはないですもん。

 

私は いいお母さんではないけど、子どもの存在に とても救われました。

 

 

でも、講演やブログという場で 全部正確に伝えようとすると、話が長くなって場がダレる。

 

だから、端的な伝え方にになってしまうのは否めません。

 

誤解されるのも しょうがないかな。

 

 
でも、

 

同じ講演を聞いても、同じ記事を読んでも、

 

「〇〇と感じた」

 

人もいれば、

 

「〇〇と感じない」

 

人もいるわけで。

 

 

私に腹を立てて 苦情を申したてるのは、

 

「私の気持ちがざらつきました。あなたのせいですよ」

 

と 感情の責任を私に 押し付けているわけで。

 


それって、自分が埋めた地雷を 自分で踏んで、

 

「あなたのせいで 踏んじゃったじゃない」

 

と文句付けてる状態なわけで。

 


まあ、しょうがないなあ、

 

きっと 困っているんだろうなあ、心が傷ついておられるのだろうなあ、

 

と 思うことにしているのだけど、私は 万人受けする文章は書けないもん。

 

 

同じ文章を読んでも、感じることはひとそれぞれ。

 

自分の感じることには、自分で責任もってねん。

 

 

というわけで、

 

「あなたのせいで」「私のせいで」

 

という「誰かのせいにする」世界から抜け出したいときには、自分の中で何が起こっているのかを 知ること。

 

そして、それを 客観的に眺められるようになること。

 

 

眺めて何になるの?と思うかもしれないけど、まずやってみて。

 

「〇〇さん、むかつく~!」

 

って思ったら、

 

「私は、『〇〇さん、むかつく~!』と思ってるんだな」

 

と 自分のどんな思いも、そのままの重さで受け止めてみる。

 

 

むかつく感情に罪はない。ただそこにあるだけ。

 

よいでも悪いでもない。

 

 

もし 感じることができたら、その奥のつぶやきも 聞いてあげられるようになるといいね。

 

「暴力を肯定しているみたいで、自分の思いを否定されたみたいで、無力感を感じたんだな」

 

とか。

 

「私の方が正しい、私の方がわかっている、という思いがあるから、モヤモヤするんだな」

 

とか。

 

もしかしてだけど~

 

「ミカさんのことが大好きだからこそ、わかってもらえないと感じて、悲しくなっちゃったんだな」

 

とかね。

 

 

そこに、罪悪感はいらない。

 

「あなたのせいで」「私が悪い」というジャッジもいらない。

 

「あなたが正しい」「私が正しい」という線引きもいらない。

 

 

ただ今ここに起きている状態を

 

「眺める」

 

ことができるようになると、すーっとムカムカがおさまることも 増えていきます。

 

 

こればっかりは、「まずはやってみて。習慣をつけてみて」としか言えないのだけど。

(これ、子育てだけじゃなくて、一般的な人間関係にも 仕事にも 使えるよ)

 

 

そんなわけでね。

 

あなたのせいで、私のせいで・・・

 

という 犯人探しの世界から 抜け出るためには、自分の話をよく聞くことだよ。

 

私の講座はすべて、「自分と対話し、自分となかよくする」というシンプルなゴールに向かって作ってあります。


今はインストラクターに おまかせしてきているので、私はあんまり講座をやっていません。

 

次に講座をするのは 春になっちゃうけど、インストラクターもなかなかいい感じなので、ぜひ講座を受けてみてね

 

 

 
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