夫の子育ての機会をうばってきたのは、わたし | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

娘が小学2年生の時の話をば。
 

©anieto2k

 

昨日は 親子レクでした。

前日、娘に

「ママはお病気だから出席できない」

と告げると、大泣き。

だって、手足口病の後遺症で 歩けないのに レクリエーションできんでしょーー。

 

(娘から感染。重症化して、足の爪がすべてはがれて激痛(T_T))

 


娘曰く

「みんな、お母さんが来るのに、うちだけちがっていたら恥ずかしい」

のだそうな。



そうね、その気持ちもわかる。

さめざめと泣く娘を横目に、夫に連絡を取ると 出張が入っているそうな。

「なんで オレが行かないと行けないんだ?」

 

と一蹴されました。

あきらめて「がんばって、ママが行くよ…」と娘に伝えました。


・・・が。・・・が。・・・が。



私は、いつもこうやって ギリギリまでがんばって、

「自分ばっかり我慢している」

「夫は子育てに協力してくれない」

と ブツブツ言ってきました。


実際、何を頼んでも、0.1秒で

「ムリ!」

と言い放つ九州男児なので、よくがんばってきたとも思います。
 

 

娘が生まれて間もなく、手根管症候群(手の病気)になったのですが、

 

「手術が必要だって」

 

と夫に伝えると、

 

「ムリ。誰が(娘の)面倒見るの?」

 

と言われて、そのままにしてしまい、いまだに 手首や腕の痛みが残っています。

 

夫にブツブツ言われるぐらいなら、自分が痛みを我慢して 慣れない育児をした方が楽だったのです。



でも、今回は、我慢をやめようと思いました。

ここで我慢をしてしまうと、恨みが出てきそう。


もう一度電話をかけ

「やっぱり、歩けないので 親子レクに参加してほしい」

とお願いしました。

すぐには いい返事をもらえませんでしたが、なんとか 有休を取ってもらえました。



親子レクの朝、食卓は 暗~いムード。

夫は 超不機嫌。

娘は ゆううつそうな顔。


どうなることやら…と思いましたが、帰りは手をつないで 仲良く帰ってきました。

にこにこ笑顔で、よかった。よかった。


娘は友達に、

「みっちゃんのパパ、かっこいいね」

と言われたのだそう。

 

どうりで、二人ともニコニコだ( ̄▽ ̄)

よかった、よかった。



ああ。

もっと早くから、あきらめずに 協力をお願いすればよかった。

NOと言われても、ムリと突っぱねられても、何度も 何度も 頼めばよかった。

夫の子育ての機会をうばってきたのは、私なのかもしれません。



私は、相手が不機嫌になるくらいなら 自分がガマンすればいい、という癖があります。

 

(今はずいぶんなくなってきましたが、この出来事があったころは まだまだ 色濃く残ってました。)

 

 

ガマンが癖になっているので、

 

「感情(不機嫌)で 相手をコントロールする癖」

 

がある人と一緒にいると、いつも損な役回りになります。

相手の顔色を見て、自動的に機嫌を取ろうとしたり、自分からめんどうなことを背負い込んだりします。


少しずつ、この癖も ゆるんできたかな。

たぶんね、子育てがなかったら ゆるまなかった。

ずっと ギリギリまでがんばって、なんで私ばっかりって ひねくれて、生きてた。


もうどうしようもないから、助けて~!!


と言うことは、私にとって とてもむずかしい選択だったから。


それを 教えてくれたのは、病気と子育て。
 

今回の出来事は、一見 困難に見えるけど、神様が 与えてくださった試練だったのでしょう。

 

勇気を出す人を 神様は しっかり見ています。

 

大きなギフトでした。

 

 

この経験を通して 

 

●本当に無理なときは「頼み続ける」という選択肢を得たこと。

 

●「我慢」は自分が選んできたということ。

 

●相手が不機嫌な顔をしても、気にせずに 頼んでいいということ。

 

この3つを学んだように思います。

 

 

まあ、今は 我慢もしなくなりまして、ちょうどよい距離を取るようになりましたが…。

 

ええ、別居しまして。

 

 

でも、連絡は取っていますよ。

 

娘の様子を知らせたり、ワンコの写真を送ったり、ピアノの調律があるから在宅頼むとお願いされたり、

 

夫婦の形は いろいろですな。

 

うちの場合は、お互いに自由にやってる方がうまく行くようです。

 

 

人によっては、別居していることを

 

「逃げている」「課題を解決しようとしてない」

 

ように見えるみたい。

 

その気持ちもわからんでもない。

 

「夫婦とはこうあるべき」

 

という理想像を持っている人は、モヤモヤすると思う。

 

 

 

でも、今のライフスタイルは私なりの

 

「覚悟」であって「課題の解決の仕方」

 

です。

 

そもそも、夫婦は なんで一緒に住まないといけないんだっけ?

 

ということ。

 

 

もちろん、この先、また同居するかもしれない。

 

このままかもしれない。

 

これからも夫と私と、ベターな形を模索していくことでしょう。

 

 

なんでもそう、選択権は自分にある。

 

我慢してもいい、しなくてもいい

 

あとは、そこに 責任を取れれば いいだけ。

 

それを忘れると、「常識」や「ふつう」という概念に、人生を乗っ取られるよ。

 

 

 

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