すべては自分で決められる、という 場所に立とう。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは。和久田ミカです。

 

昨晩は、オンラインサロンで お悩み相談を受けていました。

 

*オンラインサロンは現在、募集しておりません

 

SNS(フェイスブック)でコメントしたのに、それに対して返事がないときがあり、モヤモヤします。

私の中では、返事をするのは当たり前なこと。

拒絶された気持ちになるときもあります。

どう距離を取っていったらよいか、考えてしまいます。

(ご本人(Aさん)の了解を得ています)

 

 

この出来事ひとつで、本当は 400字詰め原稿用紙10枚ぐらいかけるのね。

それくらい、人との境界線というのは いろんなテーマをはらんでいます。

 

「当たり前」の中に、自分の課題がひそんでいます。

 

今日は、その中から いくつかの視点で書いてみますね。

 

 

まずですね。

 

私は、誰かにコメントして 返事がなくても、なーんも思いません。

 

なぜなら、私もコメントを返したり、返さなかったりだから。

 

 

前は律儀に全部返してたんだけど、大変でね。

 

今は 時間があるとき、気分が乗ったときだけ 返してます。

 

それと、差別もします。

 

ぢんさんから コメントあったら、必ず 返します(笑)

 

全員平等に、なんて ムリだ。

 

 

じゃないと、SNSは続けられない。

 

自分が 主導権を握っていないと、つらくなっちゃう。

 

 

 

だから逆に、私が誰かにコメントをしたときに、

 

●「ミカさんのコメント、返事、めんどうくさいからやめよう」

 

と思われたとしても「それありだよね」って思うし、

 

●「今時間がないから、読むだけオンリー」

 

って読み流しても、「全然OK~!」です。

 

●「あ、忘れてた」

 

っていうのも、「あるある♡」。

 

 

私もそういうときあるから、なんとも思わない。

 

私のコメントを軽く扱ってもいい。

 

読み飛ばしてもいい。

 

めんどうくさい人だな、と思われたら 悲しいけど、まあ OK。

 

全部 返事を返さなくちゃいけない、なんてことになったら お互い苦しいから。

 

…というルールで 私はSNSをやってます。

 

 

だから、ちがうルール(←コメント返しは常識)の人は モヤモヤすることがあるかもしれないよね。

 

しかも、

 

「〇〇さんには、コメントして、私にはない!!」

 

なんてことがあったら、「嫌われてるのかな」と思っちゃうかもしれない。

 

 

でも、別に嫌いだからじゃないんだ。

 

そもそも嫌いな人は 私、すぐブロックしちゃうからね。

 

単に「コメントしなかった」だけなの。

 

単に忘れちゃってる、とか、忙しい、だけのこと。

 

そこに勝手に いろんな意味をくっつけないでほしいな。

 

 

そんでね。

 

私とルールがちがう人たちが モヤモヤしないために、

 

「忙しいけど、コメントしなくちゃ!!」

 

と、我慢を重ねてたら、自分が苦しくなっちゃう。

 

ごめん!モヤモヤは 自分の中で なんとかしてね。

 

 

私のSNSの使い方は、私が決めます。

 

そんな私でよければ お付き合いをよろしくお願いします。

 

私とどう付き合うのかは、あなたが決められます。


傲慢だと感じるなら、それもOK。

 

そう思う人は、傲慢にならないように、みんなの気分をよくするために エネルギーを使っている人なのでしょう。

 

みんなのためには、我慢もいとわない。

 

もちろん、そういう生き方もあると思うよ。

 

きっと一緒にいると、空気が柔らかくなる人だよね。

 


と、そんなことを Aさんに話したら、

 

「ミカさんは、スタンスをはっきりさせているから 大丈夫」

とおっしゃいました。

 

なるほど。

 

 

でも、

 

スタンスをはっきりさせておけば、差別はOKで

 

スタンスをはっきりさせていない人は 差別NG

 

というのも変よね?

 

 

「私が モヤモヤしちゃうから、あなたのスタンスをはっきりさせなさいよ!」

 

というのは、土台 ムリな話なわけで。

 

モヤモヤさせられてるんじゃなくて

 

モヤモヤしてるの、「自分」が!

 

というスタンスに 自分を引き戻す必要があります。

 

 

 

まずは、自分の中のモヤモヤを 抱えられる人になろう。

 

葛藤している自分に、振り回されないようになろう。

 

 

そのためには、自分の話を 聴いてあげることなの。

 

「なんか拒絶されたように感じるよね」「うんうん」

 

って自分と対話する。

 

「何か私が悪いことしちゃったかな?」「ううん、そんなことないよ」

 

そんなふうに。

対話が無理なら、「~だと感じてるんだな」と 自分の中の思考を眺めるだけでもいいよ。

 

 

ポイントは、一段高い位置から 自分を客観的に見ると言うこと。

 

「私はこういうことを思ってるんだな」って。

 

脳科学では、メタ認知っていうらしい。

 

自分を俯瞰する癖がつくと、だんだんと 感情に巻き込まれにくくなっていきます。

 

(習慣になるまで、1年ぐらいはやってみてね。)

 

 

余裕があるときは、

 

「どこまでが妄想で、どこからが 本当のこと?」

 

と 自分に聞いてみよう。

 

「コメントの返事がない」という事実以外は、全部妄想だから。

 

妄想がダメ、なのではなく、主観なのだということに気づくだけでいい。

 

自分の思考の癖が分かってくると、「またかー(笑)」って 笑けてくるよ。


んで、思考って 本当は選べるんだ。

 

「忙しかったのかも」

「忘れちゃったのかも」

「気が付かなかったのかも」

 

など、自分がらくになる考え方を選べばいい。

 

どれが本当かなんて、本人に聞かないとわからないのだから。

 

 

 

そして最後に。

人と どう付き合っていくかは、自分で決めようね。

 

つらいなら フォローを外せば 見えなくなるし、

 

これからは コメントしない、という選択肢もある。

 

 

すべては自分で決められる、という 場所に立とう。

 

まずは そこから。

 

 

自分がどう思われてもいいじゃないか。

 

そんなの 私たちがコントロールできることじゃないもん。

 

みんなに気を使いまくってるのに、

 

「あの人は、本音が見えない。八方美人」

 

なんて言われたりするときもある。

 

我慢は意外と報われないよ?

 

ね?そんな 他人の印象に 振り回されないで生きて行こう。

 

 

ついでに、オアシス / ノエル・ギャラガーのファッキンな言葉を引用しておくぜ。

 

ノエル: こんなことを聞いて来るのは、日本人だけなんだよね! 


世界中で日本人だけが、相手がどういう印象を持っているかを聞いてくる。 

アメリカ人もドイツ人もベルギー人もそんなこと気にもしないし、 

フランス人も、アイルランド人も、スペイン人も全く気にしない。 

なぜか日本人だけが「私たち、日本人についてどう思いますか?」って聞いてくる! 

なんでそんな質問をするんだろう?! どうしてそんなに自分達に自信が持てないの? 

大体、僕が日本人に対してどんな印象を持っていたとしても、そんなこと、たいしたことじゃないし、気にする必要はないんだよ!

もしも僕が「日本人はみんな間抜けだ!」と仮に言ったとしたらどうするの? 

もちろん僕はそう思っていたとしても、正直にそれを口にするわけないし! 

「日本人? 大嫌いだ!」と思っていても、口には出さないよ! 

だからそんな質問、意味ないよ!

でも、正直な印象は、日本人はとても優しくて親切だと思っている。 

 

 

このツイートも面白い。

 

ノエル・ギャラガー クソ翻訳!

 

うけるー!!!

 

ちなみに、ド定番過ぎるけど オアシスではこの曲が一番好き。

 

オアシスのCD全部持ってる♡

 

ではでは。

 

 


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