こんにちは。和久田ミカです。
今回は、この記事についたコメントから。
この記事を読んでない人は、読んでから戻ってきてね。
読まないと、ちょっと意味わからないかも、だから。
「イメージしてみました。
子供は膜の中で私にぴったりでした…
皆さんそうではないのですか?
7歳になったばかりで。小さい子供だと膜の中に入ってしまいますか?」
ここからは、想像で書きますので ちがってたらごめんなさい。
お悩みを
「みんなと同じかどうかが気になる」
という前提で書き進めていきますね。
私は変なのかな?これでいいんですよね?と 確かめたい気持ちもあるように思いました。
この前のHSC(ひといちばい敏感な子)の勉強会のときにも、
「私は、まちがっていなかった」
という感想をたくさんいただいたので、みんな、
「自分が正しいかどうか」
を気にしながら、子育てをしてるんだなあと感じました。
だから、ちがう意見を言われると、
「え?私がまちがってるの?」
と 否定されたように感じ、同じ意見の人見つけると、
「これでよかった」
と安心する人もいるのかもなあ、と。
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新・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)
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有名な沈没船のジョークがあります。
乗客を海に飛び込ませたいとき、それぞれの国民性に合わせた セリフが書いてあります。
おもしろいなあと思ったところだけ 抜き出すと、
アメリカ人には」「ヒーローになれますよ!」
イタリア人には「あとでモテますよ!」
フランス人には「飛び込まないでください!」
そして日本人には「みんな飛び込んでますよ!」
(The Japan Times より)
国際的にみても、日本人は「右にならえ!」な人種だと思われているんだね。
それが、良いわけでも、悪いわけでもなく、そういう傾向がある、というだけなのだけど。
でも、子育てに その考え方が適用されると苦しいね。
正しい子育てなんてないから。
一人ひとりちがってて、当たり前だから。
自分がいいと思ったものが、”正しい”子育て。
誰が何と言おうと、それでいい。
それから、私は上の記事の中で このように書きました。
そんなときは、イメージの中で (子どもを)ちょうどいい距離に離していくんです。
でも、ただ離すだけだと 心もといので、ひもを繋げます。
あなたと お子さんの間に、すてきなひもを繋いで、少しずつ遠くに離していきます。
ありすさん、これはやってみましたか?(*'ω'*)
一番大事なのはね、「自分が何を感じているか」、なの。
やっていなければ、やってみてね。
イメージの中で、お子さんを自分の境界線の外(膜の外)に出してみてください。
お子さんは 自分の膜(境界線)に包まれます。
そして、自分の膜と、お子さんの膜の間に、ひもをつなぎます。
それをやってみようとすると、自分の中に何が起こりますか?
どんな感覚が湧き上がってきますか?
それが「あなたの」答えです。
もう一度書くけど、何が正しいか、じゃないの。
考えるな、感じろ!です。
お子さんが ピタッとくっついていることに 「良い」も「悪い」もない。
そこに「どんな感覚が くっついているのか」、の方が大事なんだよ♡
文章を 頭で読むと、勘が悪くなります。
文章は、体で読むんだよ。
そうしたら、動物の勘が戻ってくるから。
「ふつうは」「常識的に」「ちゃんと」「きちんと」「みんな」
のような言葉は、肌感覚を鈍らせるからね。
自分の感性を一般化しちゃダメ。
みんなちがうんだから。
答えは外にない。自分の中にあるものだから。
というわけで、答えになってるかしら?
意味わかんなかったら、ごめんなさいね。
で。
私の講座は、ひたすらこれをやります↓。
「それで、あなたは何を感じていますか?」
一応ね、コミュニケーションスキルはお伝えしますが、それをどう使うのかは それぞれが考えればいいことだからです。
正しい育児なんてくそくらえ。
あら、言葉が汚くて すみません。おそれいります。
おほほほほほ。
「だから、みんな同じかどうかを聞きたかったんですけど!」
って 言われそうな気もするけど、
答えは、あなたの中にしかありませんですのよ。