文章は体で読むんだよ。頭で読むと感性が鈍る。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

今回は、この記事についたコメントから。

 

この記事を読んでない人は、読んでから戻ってきてね。

 

読まないと、ちょっと意味わからないかも、だから。


 

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「イメージしてみました。
 子供は膜の中で私にぴったりでした…
 皆さんそうではないのですか?
 7歳になったばかりで。小さい子供だと膜の中に入ってしまいますか?」

 

 

 

ここからは、想像で書きますので ちがってたらごめんなさい。

 

お悩みを

 

「みんなと同じかどうかが気になる」

 

という前提で書き進めていきますね。 

 

私は変なのかな?これでいいんですよね?と 確かめたい気持ちもあるように思いました。

 

 

この前のHSC(ひといちばい敏感な子)の勉強会のときにも、

 

「私は、まちがっていなかった」

 

という感想をたくさんいただいたので、みんな、

 

「自分が正しいかどうか」

 

を気にしながら、子育てをしてるんだなあと感じました。

 

 

だから、ちがう意見を言われると、

 

「え?私がまちがってるの?」

 

と 否定されたように感じ、同じ意見の人見つけると、

 

「これでよかった」

 

と安心する人もいるのかもなあ、と。

 

 

 

有名な沈没船のジョークがあります。

 

乗客を海に飛び込ませたいとき、それぞれの国民性に合わせた セリフが書いてあります。

 

おもしろいなあと思ったところだけ 抜き出すと、

 

アメリカ人には」「ヒーローになれますよ!」

イタリア人には「あとでモテますよ!」


フランス人には「飛び込まないでください!」

 

そして日本人には「みんな飛び込んでますよ!」

(The Japan Times より)

 


国際的にみても、日本人は「右にならえ!」な人種だと思われているんだね。

 

それが、良いわけでも、悪いわけでもなく、そういう傾向がある、というだけなのだけど。
 

 

でも、子育てに その考え方が適用されると苦しいね。

 

正しい子育てなんてないから。

 

一人ひとりちがってて、当たり前だから。

 

自分がいいと思ったものが、”正しい”子育て。

 

誰が何と言おうと、それでいい。

 

 

それから、私は上の記事の中で このように書きました。

 

そんなときは、イメージの中で (子どもを)ちょうどいい距離に離していくんです。

 

でも、ただ離すだけだと 心もといので、ひもを繋げます。

 

あなたと お子さんの間に、すてきなひもを繋いで、少しずつ遠くに離していきます。


ありすさん、これはやってみましたか?(*'ω'*)

 

一番大事なのはね、「自分が何を感じているか」、なの。

 

 

やっていなければ、やってみてね。

 

イメージの中で、お子さんを自分の境界線の外(膜の外)に出してみてください。

 

お子さんは 自分の膜(境界線)に包まれます。

 

そして、自分の膜と、お子さんの膜の間に、ひもをつなぎます。

 

 

それをやってみようとすると、自分の中に何が起こりますか?

 

どんな感覚が湧き上がってきますか?

 

それが「あなたの」答えです。

 

 

もう一度書くけど、何が正しいか、じゃないの。

 

考えるな、感じろ!です。

 

お子さんが ピタッとくっついていることに 「良い」も「悪い」もない。

 

そこに「どんな感覚が くっついているのか」、の方が大事なんだよ♡

 

 

文章を 頭で読むと、勘が悪くなります。

 

文章は、体で読むんだよ。

 

そうしたら、動物の勘が戻ってくるから。

 

 

「ふつうは」「常識的に」「ちゃんと」「きちんと」「みんな」

 

のような言葉は、肌感覚を鈍らせるからね。

 

自分の感性を一般化しちゃダメ。

 

みんなちがうんだから。

 

答えは外にない。自分の中にあるものだから。

 

 

というわけで、答えになってるかしら?

 

意味わかんなかったら、ごめんなさいね。

 

 

で。

 

私の講座は、ひたすらこれをやります↓。

 

「それで、あなたは何を感じていますか?」

 

一応ね、コミュニケーションスキルはお伝えしますが、それをどう使うのかは それぞれが考えればいいことだからです。

 

 

正しい育児なんてくそくらえ。

 

あら、言葉が汚くて すみません。おそれいります。

 

おほほほほほ。

 

 

「だから、みんな同じかどうかを聞きたかったんですけど!」

 

って 言われそうな気もするけど、 

 

答えは、あなたの中にしかありませんですのよ。