こんにちは。和久田ミカです。
今日は、昨日の記事に引き続き、「断る技術」です。
子どものこころのコーチング協会・中級講座で学ぶ「コミュニケーションカラー」を通してお話ししますね。
これは、私が7年ぐらいかけてつくったメソッドです。
人を大きく分けて、4つに分類します。
ざっくり特徴を説明すると、
赤…しっかり者。きちんとしている。まじめ。ちょっと威圧感がある人も。
黄…ムードメーカー。身振り手振りが大きく、いつも楽しそう。服装も派手。
青…研究者・職人タイプ。追及することが好き。まじめそうだけど、くせがある。
ピンク…にこにこ笑顔で、お世話好き。ちょっと我慢をためやすい。
こんな感じ。
ゴレンジャーを思い浮かべていただくといいかな。
コミュニケーションカラーは、何年研究してても飽きない!おもしろい!!
で、私は…というと、長年同じテーマを追いかけて メソッドを作るぐらいなので、青タイプです。
今回は、相手のタイプに合わせた 断る技術について書いていきます。
基本は、昨日書いた記事にありますが、さらに応用編です。
赤の人への断り方
相手が赤の人は、ちょっとせっかちです。
好きな言葉は「単刀直入」「最短距離で成果を勝ち取る」。
前置きが長いと、心の中で、
「で!?YESなの?NOなの⁉ 結論は?」
と、いらいらしていることがあります。
なので、まず結論から手短に話しましょう。
「できません」「できかねます」「遠慮します」
そのあとに、理由があれば簡単に付け足します。
黄色の人への断り方
黄色の人は、ちょっとおせっかいです。
何か話を持ち掛けてくるときは、「よかれ」と思っているところがあります。
いきなり「ムリ!」と突っぱねてしまうと、テンションが下がりまくり。
まずは、じっくり話を聞いて
「へー!」「すごーい!」「そうねのー!?」
楽しくリアクションします。
その上で
「とってもすてきなお話だけど、今回は遠慮するね。」
と お断りし、できることがあれば 提案します。
青の人への断り方
青の人は、納得できないと 頑として動きません。
あまり表情が豊かではないので、読み取れないかもしれませんが(←私のこと)、不満そうな顔をします。
なので、青の人の長い説明を根気よく聞き、その上で
「ごめんね、○○という事情があって 引き受けることができないの」
と 事情について くわしくお話しします。
ピンクの人への断り方
ピンクの人は、とてもやさしそうなので 断るのはそれほどむずかしくありません。
ふつうにお断りすれば、にこにこしながら、「そうだよね」と帰っていきます。
でも、心の中で重圧を抱えていることがあるので、ねぎらいが必要です。
「たいへんだよね。私にお手伝いできることはある?」
「ムリしてない?大丈夫?」
共感して、グチを聞いてあげるだけでも、少し心が楽になってくれるかも。
*上に書いたように対応しなくてはならない、というよりは、
「人によって 反応がちがうんだなー」
と思って、読んでいただけると幸いです。
4つのカラーで分類しましたが、実際は みんなグラデーションです。
一人の人間でも、役割によってカラーが変わるときがあります。
中級講座で、タイプ別にグループになると それぞれの雰囲気が際立って見えます。
だから、毎回、すんごい おもしろい。
みんなちがうんだ、という当たり前のことがわかるだけで、いろんなことが理解できるし、許せるようになる。
私の中級講座は、たぶん4~5月ぐらいになると思います。
興味がある方がおられたら、ぜひ来てみてね!笑いが止まらないから!!
昨年は、子ども会とかいろいろあって、あんまり講座ができなかったけど 今年は全国行脚するよー。
中級講座は、札幌・神戸でも行う予定です。
待っててねん。
【お知らせ】
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・3月24日(金)講演会「聞くだけで変わる子育て」
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