こんにちは。和久田ミカです。
先日、独身の友人と話していて 違和感を感じたことがありました。
「”この前彼氏が○○に付き合ってくれた”から、私も付き合ってあげようと思う。
関係は対等だから、ギブ＆テイク。」
いつも 相手が自分になにをしてくれたのか、を 無意識にグラフ化しているそうです。
「でも、最近 どこかに行こうと言っても、いい返事が来ないの。
だから、この前誘われたんだけど、断ったんだ。」
そっか、やり返したんだね(*^_^*) あはははは。
そんな話をしていました。
彼女にも伝えましたが、人間関係の中で、無意識に取引しているのだなあと感じました。
いわゆるシーソーゲームですね。
「ギブ＆テイク」という「取引」の感覚が心にあると、心に天秤ができます。
「私は○○してあげた。」
私の方に傾く
「彼は私に○○をしてくれた。」
相手の方に傾き、釣り合いが取れる
「私は○○してあげた」
また私のほうが傾く
「なのに、彼は私に○○しかしてくれない…。」
ちょっとだけ戻るが、まだ自分の方に傾いている
「あなたが私の心を満たしてくれるなら、私もあなたの心を満たすお手伝いをしましょう」
という取引ですね。
取引の根っこにあるのは、「損」か「得」か。
損をしたくない、と思うから、出し惜しみをするし、相手の愛情を はかりにかけます。
愛情って見えないし、メモリもないから、本当は はかれないのだけれどねん。
損得で 相手との関係性を見ている段階で、それは 愛の「ような」ものなのかもしれません。
子育てで、この損得勘定が出てくると、つらくなります。
「育ててあげているのだから、言うことを聞きなさい」
なぜなら、思い通りに動いてくれると 私が安心できるから。
「お金をかけてあげているのだから、いい学校に入りなさい」
なぜなら、私の自尊心が満たされるから。
「クリスマスにプレゼントがほしいなら、いい子になりなさい」
何もしないで ラッキーなことがあると思ったら大まちがいよ。
私は、毎日 無償で家族のために働いているのだから。
書きながら、私自身が イタタタタなのですが（笑）
子どもは、自分を満たすための存在ではないですものね。
損得の世界から 抜け出すためには、まず 自分を満たすのは自分自身だと 腹をくくることです。
もちろん、まわりの人から与えてもらうことは たくさんあるのですが、感謝して受け取り、奪おうとしないこと。
自分を満たすって、ごほうびのケーキを買って食べることじゃないですよ(*^_^*)
自分をいつくしむことです。
自分のどんな思いも、感情も大事にし、欠点だらけの自分であっても愛すること。
…だと、私は感じています。
自分の中から 損得勘定が出てきたら、
「そういう思いがあるんだなあ～」
と受け止めて、流していけばいいんです。抑圧する必要はなし！
自分が自分の味方になり、かけがえのない存在だと思えるようになると、
誰かから 愛情をうばわなくても、自分の力で 凛と立っていられます。
私もまだまだ、修行中ですけどねん。
これからも、自分を愛し、いつくしんで、心をたっぷり満たしていきたいと思っています。
今日もご覧くださり、ありがとうございました。
【お知らせ】
子どものこころのコーチング協会・２周年パーティ
3月18日（土）に、子どものこころのコーチング協会の2周年パーティがあります。
パーティのテーマは「自分の枠を外す」ということ。
マツダミヒロさんもいらして、
「ママが自分らしい生き方を見つけ、最高の人生にする魔法の質問」
という講演をしてくださいます。
オーストラリアで講演・講座をします
・３月２４日（金）講演会「聞くだけで変わる子育て」
・３月２６日（日）「子どものタイプ別、ほめ方、叱り方」
ブリスベン・ゴールドコースト近郊の方がいらっしゃいましたら、おすすめいただけるとうれしです
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