こんにちは。和久田ミカです。
おとといは、事務所にて、娘の友達たちとお泊まり会をしていました。
六年生ともなると、雰囲気も変わってきますね。
夜寝る前は、UNOをしながら、
「むかつく!」「うざっ!」
なんて言葉が聞こえてきて、小心者のおばちゃん(私)は、ちょっとドキドキ。
君たち、仲良しなんだよね…?( ̄▽ ̄)
そういう言葉を使いたい年頃なんだろうなあ。
「食べる」と言いかけて、わざわざ「食う」って言い直したりしてるし(笑)
私も、中学校のころ、そんな時期があったかもしれないなあ。
一過性のものだと思うので、何も言わずに、見守りました(*^^*)
さて。
今日は好きな番組のご紹介。
Eテレの「バリバラ」です。
ネットでは、こんな記事も出ています。
前回の放送は、24時間テレビの裏番組でした。
そこて、黄色いTシャツ着て、


という障害者の声を伝えたそうです。
*障碍、障がいと いろんな表記はありますが、以降も 私は ふつうの「障害」という字で 書きますね
NHKやるね!!!
すごーい!!突き抜けてる!!!
私の中にあった、24時間テレビへの違和感を 解いてくれたような気がします。
「バリバラ」が発信している、「障害」を伝えるスタンスは、とても好きです。
世間の人から、障害について「かわいそう」「がんばってください」なんて言われたら、
「はぁっ?∑(゚Д゚)
障害があるとかわいそう、って 誰が決めたんですか?
私たち、がんばらないといけない存在なんですか?」
って、言いそうな番組です。(私の主観ですが)
放送日は、お泊り会で テレビのない事務所に泊まっていたので、まだ見ていないのですが、
再放送は 9月2日(金)0:00(木曜深夜)だそうです。
楽しみ!
で。
これは、他のことにも言えるわけで。
私は職業柄、たくさんの人のお悩みをお聞きしますが、悩みから抜け出ていく人には 特徴があります。
・「私かわいそうな目にあったんです」「被害を受けています」と言わなくなること
・悩みにフォーカスを当てすぎなくなること
つまり、悩みに しがみつかなくなる、ということです。
そうなると、
相変わらず悩みがあっても 笑い飛ばせたり、
つらい過去が セピア色になっていったり、
いつの間にか まわりの人の対応が変わっていったりします。
もちろん、その前には 地団駄踏んで悲しんだり、怒ったりする時期もあっていい。
それも ひとつのプロセスだからねん。
ただ、どこかで 抜け出さないと、ずっと変わらない。
自分のかわいそうな話を聞いてくれる人を探し続け、
大変だったね、がんばってきたね、という言葉を求め、
その段階を経て 悩みを乗り越えると、
同じような悩みを持つ人を助けようとすることで、自分自身も救われようとする。
それが悪いわけではないけど、もし 悩みの根っこを握りしめたままなら、以前と何も変わってないということ。
だってさ。
「かわいそう」って、特別感があるから。
「がんばって、乗り越えた」って、ほめてもらえることだから。
同じような人を支援したら、役に立つ喜びを味わわせてもらえるから。
24時間テレビのスタンスと 少し似ている気がします。
話は変わるけど、
以前、早く老化が進む病気を患っているアシュリーさんの特集をみたことがあります。
彼女は17歳で亡くなったのだけど、とても幸せそうに見えました。
チャレンジもするけれど、それは 他人から与えられたものではなく、自分自身で考えたことです。
なるべく怒らない、弟の世話をする、笑顔を向ける、たくさんの感謝をする…
そんな ささやかなチャレンジ。
誰に見せるわけでもなく、日常生活の中で 自分のために 挑戦を続けていました。
悩みに注目しすぎず、かといって 目をそらすでもなく。
毎日、目の前の出来後に 真摯に取り組んでいく
「できないこと」に目を向けるより、今「できること」を もっと よりよくしていく
私は 障害や病気という言葉にとらわれない、そんな姿勢を 美しく感じました。
24時間テレビに 感動された方もたくさんおられると思うので、これは あくまでも 私の感じた事として、お伝えしました。
ご不快に思われた方がおられたらごめんなさい。
一意見として ご覧いただけたら幸いです。