こんにちは。和久田ミカです。
アンコールワットのある シェムリアップは、観光で成り立っている小さな街です。
車より、バイクがいっぱーい。5人乗りの家族もいました。
ホンダの「ドリーム」というバイクが人気なのだそう。
シェムリアップの中心地から、30分も車を走らせると、昔ながらの暮らしをしている様子が見られます。
多くの人は、高床式の家に住んでいます。
昼間は、壁のない1階で暮らし、夜は コブラや虫を避けて 2階で眠るのだそう。
どの家にも、ハンモックがあって ゆら~りゆら~り 誰かが寝ています。
お店もそう。店先で店主が寝てる。
暑いもんね、暑いときはダラダラするに限る。
トゥクトゥク(バイクタクシー)の運転手さんも、お客さんが来るまで 寝てます( ̄▽ ̄)
カンボジアに行ってから、私も 暑い日はゴロゴロ。
ゴロゴロに限るわ。
いまだに 私の体内時計が カンボジア時間。
で。
ガイドさんの話で思い出すのは、小さい街ながらも 都市部と農村部の価値観のちがいです。
学校は、午前中または午後に4時間行けばよいのだそう。
農村の子は、学校以外の時間は 手伝い。
↓こんな風に たくさんの子たちが、働いてました。(牛の綱を引いてます)
街の子は、学校に行っていない時間は、2か国語の学校や塾に行くのだそう。
将来、職に困らないために。
ひょっとしたら 日本の子どもたちよりも、忙しいかもしれません。
とても印象的だったのは、こんな話。
「日本では 年金があるでしょう?カンボジアにはない。
だから、なるべく お金を使わないで、貯めておきます。」
将来に不安を抱えているのだそうです。
女性も働ける社会になったから…と、お子さんを義母に預け、がんばって働いているガイドさん。
「保育園がないんです」
そう言いながら、小さい子が通ると 目を細めめていました。
半面、
「農村では、お金を使いません。
庭に果物の木を植え、川で魚を取り、田んぼでカエルを捕まえ、自給自足で暮らします」
という話もされていました。
郊外では、お金がなくても、暮らしていけるのですね。
その日暮らしで、ハンモックで ゆ~らんゆ~らん 揺れている大人たちを思い出しました。
どっちが 幸せなんだろうなあ。
お金を稼ぐために、たくさん勉強して 職を勝ち取り、老後のために お金を貯める生活。
お金がなくても、その日暮らしをしながら、自然の中で暮らす生活。
幸せってなんだろう。
なんだろうなあ。
そんなことを 思いながら、車窓を眺めていました。
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