先日、娘が小学校に入学した頃のことを思い出しました。
1年生のころは、毎日、
「疲れた~」「学校に行きくない…」
「今日も、帰りにみんなに置いて行かれて、ひとりで帰ってきた」
「なんで体育で走らなくちゃいけないの?今日は休む」
「なんで宿題をやらなくちゃいけないの!?ギャー――(暴れる)」
という感じ。
なかなか お友達もできず、学校が楽しくなかったようです。
帰りに一人になってしまうことは、ちょっと心配だったので、途中まで迎えに行ったり、先生に相談したりしました。
しかし、
「和久田さんが、速く歩かなくて、みんな困っているみたいです。」
と言われて終わり。
怠けて、わざとダラダラ歩いていると思われていたようです。
その後、持久走大会で「必死で走る娘より、休みながら歩いている子の方が速い」という事実を見て、
「これじゃ、みんなの歩く速さについていけないわけだ」
とわかりましたが…。
そのころの話を、5年生の娘にしたら、あまり覚えていないそうです。
親の心配、子知らず(;´Д`)。
「うまく話ができなくて、友達ができなかったり、いじめられたりしたのがつらかった」
というのは 覚えているみたいですが…。
今は、お友達もたくさんいて、新体力テストでもA判定。
歩くのも 私より早くなり、宿題は自分で終わらせられるようになってきました。
引っ込み思案で イヤなことを言われても 黙ってしまうタイプだったのが、今は 自分からリーダーを買って出ているそうです。
子どもの4年の月日は大きいですね。
親が気を揉もうが、心配しようが、自分の力で成長していくものなのだなあと、娘から教えてもらいました。
(愛犬バニラの誕生日に。娘とワンコ)
あなたは、子どもをどんな子にしたいですか?(*^_^*)
自分から勉強する子?
本をたくさん読む子?
ハキハキと話す子に?
子どもがどんな大人になるのかは、子ども自身が決めます。
私は、勉強はもとより宿題すらやらない子でしたが、今は勉強大好き。
昔 赤面症で、人前で話すのが大の苦手でしたが、今は 教師を経て、講師業をしています。
妹たちは、本が大嫌いで 子供のころ、ほとんど読みませんでしたが、二人とも 大学は 国文科を出ています。
子どもたちの今は、過程でしかないから。
心配しなくてもいいかも。
自分が「こうなりたい!」「これおもしろそう!」って思ったら、自分の力で変わります。
さて、親として、何ができることで、何ができないことでしょう?(*^_^*)
私たちができることは、意外と少ないのです。
できないことは あきらめて、子どもの力に任せよう。
時間の魔法にゆだねよう。
大丈夫、勝手に 成長していくから
【補足】
(ここで私が伝えたいのは、
「できる」のがよいことで、「できないこと」が悪いこと
という意味ではありません。
上には書きませんでしたが、娘は相変わらず、忘れ物が多く、整理整頓は苦手で、親の言うことは聞きません(*^_^*))
今は、そういう成長過程なのかもしれないし、そういう性質に 折り合いをつけながら 生活していく子なのかもしれないな、と 感じています。
子育てに 魔法の薬はないので、成果を焦らないということ。
子どもの人生は、子どもに任せるしかないのかもしれない、ということが 趣旨です)
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