子どもをどんな子に育てたいですか? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

先日、娘が小学校に入学した頃のことを思い出しました。


1年生のころは、毎日、

「疲れた~」「学校に行きくない…」

「今日も、帰りにみんなに置いて行かれて、ひとりで帰ってきた」

「なんで体育で走らなくちゃいけないの?今日は休む」

「なんで宿題をやらなくちゃいけないの!?ギャー――(暴れる)」

という感じ。

なかなか お友達もできず、学校が楽しくなかったようです。



帰りに一人になってしまうことは、ちょっと心配だったので、途中まで迎えに行ったり、先生に相談したりしました。

しかし、

「和久田さんが、速く歩かなくて、みんな困っているみたいです。」

と言われて終わり。


怠けて、わざとダラダラ歩いていると思われていたようです。

その後、持久走大会で「必死で走る娘より、休みながら歩いている子の方が速い」という事実を見て、

「これじゃ、みんなの歩く速さについていけないわけだ」

とわかりましたが…。



そのころの話を、5年生の娘にしたら、あまり覚えていないそうです。

親の心配、子知らず(;´Д`)。

「うまく話ができなくて、友達ができなかったり、いじめられたりしたのがつらかった」

というのは 覚えているみたいですが…。



今は、お友達もたくさんいて、新体力テストでもA判定。

歩くのも 私より早くなり、宿題は自分で終わらせられるようになってきました。

引っ込み思案で イヤなことを言われても 黙ってしまうタイプだったのが、今は 自分からリーダーを買って出ているそうです。


子どもの4年の月日は大きいですね。

親が気を揉もうが、心配しようが、自分の力で成長していくものなのだなあと、娘から教えてもらいました。



(愛犬バニラの誕生日に。娘とワンコ)


あなたは、子どもをどんな子にしたいですか?(*^_^*)

自分から勉強する子?

本をたくさん読む子?

ハキハキと話す子に?

子どもがどんな大人になるのかは、子ども自身が決めます。

 

私は、勉強はもとより宿題すらやらない子でしたが、今は勉強大好き。

昔 赤面症で、人前で話すのが大の苦手でしたが、今は 教師を経て、講師業をしています。

妹たちは、本が大嫌いで 子供のころ、ほとんど読みませんでしたが、二人とも 大学は 国文科を出ています。


 
子どもたちの今は、過程でしかないから。

心配しなくてもいいかも。

自分が「こうなりたい!」「これおもしろそう!」って思ったら、自分の力で変わります。


 

さて、親として、何ができることで、何ができないことでしょう?(*^_^*)

私たちができることは、意外と少ないのです。

できないことは あきらめて、子どもの力に任せよう。

時間の魔法にゆだねよう。

大丈夫、勝手に 成長していくからドキドキ



【補足】

(ここで私が伝えたいのは、

 「できる」のがよいことで、「できないこと」が悪いこと

 という意味ではありません。

 上には書きませんでしたが、娘は相変わらず、忘れ物が多く、整理整頓は苦手で、親の言うことは聞きません(*^_^*))

 今は、そういう成長過程なのかもしれないし、そういう性質に 折り合いをつけながら 生活していく子なのかもしれないな、と 感じています。

 子育てに 魔法の薬はないので、成果を焦らないということ。

 子どもの人生は、子どもに任せるしかないのかもしれない、ということが 趣旨です)