上手にコーチングできることより、もっと大切なこと | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

今年は、例年に比べると たくさん講座をしています。


先週は、大宮と神戸で初級講座を開催しました。

たくさんの方にお会いできて、うれしかったです!

(ああ、いつもながらお写真を撮るのを忘れてしまいました(;´Д`))


明日は、札幌講座のお申し込み日です。

お日にちが変わってしまって、ごめんなさい。ご心配をおかけいたしました。



さて、初級講座は、

「何を感じましたか?

 そして、あなたはどうしたいですか?

と問う講座です。

子どもをよい子に育てよう、子どもに言うことを聞かせよう、とする講座ではありません。



コーチングは、もともと「自分自身が 主体的に生きる」ためのツールです。

「主体的」というのは「自分の意志・判断に基づいて行動するさま」。

決まったことを 何も言われなくてもやる(自主的)、というのではなく、

自分で考え、判断し、行動することです。



つまり、コーチングで学んだことを そのまま実践することが「主体的」なのではなくて、

(もちろん、やってみることは 大事だけど)

学んだことを

「どのように実践するのか」

「どんなふうに生活するのか」

は、自分自身で考えることだと 感じています。



昔、行ったコーチング講座で、

「私が言った○○、紙に書いて冷蔵庫に貼った?え!?貼ってないの?」

って怒ってたコーチがいらしたけど、私はとても違和感がありました。


コーチの提案は、したければすればいいし、したくなければしなくてもいいのです。

主体は、コーチの側にあるのではなく、参加するみなさんの側にあるのですから。




でも、コーチング講座と書いてあるものの中には、

「〇〇のときには、~しましょう」

のように、型にはめた育児を教えるものも 多くあります。



それは、コーチングなのかな?

主体的に行動できる子どもを育てよう、

という名のもとに、

主体的に行動できないママが増えるんじゃないかな?

なんて 思ったりします。



「〇〇のときは、どうしたらいいですか?」

のように、一挙手一投足 ”正しい子育て”を 求めてしまったら、苦しいですよね。


コーチングの良さは、「よい」と「悪い」に分けないこと。

物事のとらえ方(考え方)は、たくさんあるのです。

正しい子育て、ではなく、自分らしい子育て、お子さんに合った子育てについて 考えていきましょう、というのが 私の初級講座です。



あと数年は、がんばって全国を回りますので、ぜひ 近くに参りました際は いらしてくださいね。

(インストラクターが たくさん育ってきたら、私は初級講座から 少しずつ手を引いていく予定です)

大宮講座に参加くださった方の感想はこちらです。


○杉山陽子さん

会いたい人に会う。和久田ミカさん

感謝の気持ち

聴いてもらうことの喜び


○快適な心と住空間コーチ♪高橋世志子さん

再々受講!子どものこころのコーチング講座初級


○心屋認定カウンセラーいかり屋広恵(ぴーちゃん)さん

子どものこころのコーチング


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