男子はなぜ、いやがることばかりするの? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
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こんにちは。和久田ミカです。

男の子は、なぜ わざわざいやがることを するのでしょう?


教師をしていたときも思ったのですが、男の子って、人にちょっかいを出しますよね。

つついてみたり、

聞こえるように悪口を言ったり、

プロレス技をかけたり、

スカートをめくったり。

女子からすると、「怒られたいんかっむかっ」と 思ってしまうのですが、男子は 女子とはちょっとちがうみたいです。



夫もそうだったんです。

新婚当時、私に 合気道の技をかけるの。

「痛い!痛い!やめて!」

と言っても、一向にやめてくれない。

毎日、毎日、「なんでやめてくれないんだろう…」と 思っていました。



あるとき、

「もう!!痛いって言ってるでしょ!?やめてください!」

と本気で怒ったところ、驚いたようにやめました。



ええ。

男子は

「痛い」「やめて」

は、拒否だと思わないときがあります。

一緒に楽しんでいるのだと 感じてしまうみたい。


プロレス技の掛け合いと同じですね。

本気で怒られたり、泣かれたりして、やっと いやがっていることに気づきます。




お笑い芸人さんの

「押さないで!押さないでね!」

と言われたら、押す!っていう リアクション芸がありますが、

とっても男子っぽいなあと思います。

相手も楽しんでいる、という前提で いやがることをするのですね。


(で、年齢が上がってくると、「いじり」が「いじめ」に 発展してしまうこともあるのですが、

 いじめた方は いじめたという意識がないだけに、こじれることがあります。)




そこで「なんで?」「どうして?」と考えてもムダみたいです。

こちらが怒り出すと、余計におもしろがってやる男子もいるので、これまた大変。

どうも、そういう生き物のようです。


悪気はない、ということを前提に、くりかえし、伝えていくことぐらいしか できないかもしれません。


大丈夫。

だんだんと 社会生活を送るうちに 痛い目にあって、いつか 体でわかるときがきますから。

頭ではなく 体でわかるまでは やり続ける、というのも「ちょっかいを出す男子」の特徴のような気がします。




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