昨晩、飼い主に捨てられ、大粒の涙を流す犬の写真を見ました。
こちらです。

→涙を流して泣く捨て犬
これを見ていたら、私も涙が止まらなくなってしまって、嗚咽まで出てきました…( ゚Д゚)
こういうときはたいてい、過去の記憶が関係しています。
記憶は、脳だけでなく、体にも刻まれるのです。
体の感覚として ずっと残ります。
(心臓移植をした人が、なぜか 心臓を提供してくれた人の記憶や好みを共有してしまう、という話もありますね。
ドラマ「相棒」でも、そんな話があったなあ~。
それは、筋肉にも 記憶が残るからではないか、とも言われています。)
そこで、そのとき胸の奥から 何かがぐーっと出てくる感覚を味わってみました。
強い感覚が、ぐーっと出てくる
体が丸くなる
頭が下がってくる
…あ、この感覚知ってる。
子どものころから ある。
思い出したのは、幼稚園の頃の思い出でした。
私は、小さいころから親の言う通りにならない子でした。
なので、その日も何か癇癪を起して 暴れたのでしょう。
母は私を置いて、妹と出て行ってしまったのです。
泣きながら 探せど、探せど、母はどこに行ってしまったのかわからない。
家も鍵がかかっていて、入れない。
おそらく1時間ほどの出来事だと思いますが、私は捨てられたと感じました。
子どもが感じる1時間って、大人に比べて 途方もなく長い…。
そんな記憶です。
当時のことは、こちらの過去記事に書いてあります
今回、この胸の感覚は、過去の
「わたしはいらない存在なんだ」
という思いにつながっていたのですね。
あとは、小さいミカちゃん(インナーチャイルドといわれるもの)と対話して、いっぱい泣いて、感情を味わいました。
「つらかったね」
「さみしかったね」
「居場所がなかったね」
そうやって、ただ 話しかけ、イメージの中で抱っこするだけですが、とても癒されます。
(小さい私はあまり抱っこをされた記憶がないので、抱っこしようとしても 体を固くしているイメージしか出てこないのですが、それでもOK)
インナーチャイルドとは、たびたび向き合っているのですが、まだまだ 感覚は残っていますね。
軽くはなってきていますが、強烈だったから、一生 消えないのかもしれません。
でも、それでもいい。
私の一部として、これからも付き合っていこうと思っています。
そしてね。
インナーチャイルドと向き合うときに注意するのは、
「何を感じていたのか」
に 注目することです。
誰が悪い、とか、
常識的におかしいとか、
母も○○だったのだろう、とか、
そういった「思考」が入ると、体の感覚とは 離れていくように感じます。
ただただ感情味わうことです。
少しずつ、少しずつ、浄化されていきますよ。
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