
私は以前、相手の期待に応えて話す癖がありました。
「この人は、何を言ってほしいんだろう?」
「この人は、何をしたら喜ぶんだろう?」
その癖は、悪いものではないんだけどね。
そればっかり考えて生きてきたから、私が何を伝えたいのか、何を考えているのか、わからなくなってしまった時期がありました。
そして、特にその癖が出やすかったのは、確固とした強い信念をもった人と話すとき。
「○○は、~すべき!」
「あの人は、おかしい」
「こういう人はどうかと思う」
といった 誰かを否定する思いが びんびん伝わってくると、私もそれに合わせて話そうとしてしまいます。
私は、いままで たくさんのセッションを受けてきましたが、居心地がよいセッションと悪いセッションのちがいは ここだな~と思います。
何を言っても 受け止めてもらえる、と思えるかどうか。
倫理に反することを話しても、私の味方になってくれるかどうか。
味方のふりをして、自分の「こうすべき」を私に植え付けてこないか。
ああ、ここまで書いてみて、私もやっちゃってるなあ・・・反省(/_;)
…と思うのですが、私自身の目標は 真っ白なまま話を聞きたい、とうところにあります。
そのために、日々 いくつものセッションを受けて、軸を戻しています。
誰かを非難する気持ち
誰かを否定したい思い
そういったものを、自分の中に見つけ、浄化していきます。
見つけても、見つけても、なくならないから、まだまだ 時間が必要なようです(*^_^*)
で。これは親子関係もそうなのね。
親の中に「~すべき!」「~せねばならない!」といった思いが強いと、子どもは敏感にそれを察知します。
そして、無意識に期待にそおうとするのです。
自分がどうしたいか、よりも、パパやママがどうしてほしいのか、に目が向いていきます。
それは、社会的なルールを覚えるためには とても大事なことなのですが、いきすぎると、自分の思いが感じられなくなります。
だから、私たちが持っているルールは ちょっとゆるい方がいいね。
「~すべき!!」は、「~するに越したことがない」「~してほしいな(と私は思う)」
そうやって、少しゆるておくと、子どもも失敗から学ぶことが増えるし、親の顔色を見る癖も軽くなります。
私のセッションもそう。
クライアントさまや受講生のみなさんの中の強いルールやアンテナを見つけることをしていきます。
それは、認知行動療法でいうところの「認知のゆがみ」とうものですね。
「こころのコーチング」の中級クラスでは、この辺もがっつり扱います。
あさって25日(水)20時から、募集を始めます。
初級クラスを受けていなくても受講できますので、ぜひいらしてくださいね。
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