
毎朝、NHK「花子とアン」を見ています。
今週は、新米教師となった花子が四苦八苦する場面が多くなりそうですね。
見ていて、私の若い頃を思い出します。
今回は、貧しくてお弁当をもってこれらない子に、花子がお弁当を差し出す場面がありました。
それを見ていた校長は、花子を叱ります。
「ひいきの生徒を作ってはいかん」
「中途半端な同情は、迷惑だ」
一度 お弁当をもらったら、お昼ごはんが食べられない日が もっとみじめになる。
見ていて、私の新米時代を思い出しました。
クラスに、父子家庭の女の子がいました。
お父さんはトラック運転手で、家にいないことが多く、子どもたちだけで過ごすことも多い子です。
どうしても、みだしなみや 忘れ物の多さが気になりました。
当時は土曜日も学校があったので、放課後に残ってもらい いろいろと話を聞きました。
いっしょにお弁当を食べたり、買い物に行って文房具をそろえたり、洗濯物を持ち帰って洗ったり…。
彼女は喜んでくれたし、私もそれがうれしかったけどね。
はたして、私が母親代りをきどることが、よいことだったのだろうか…
彼女が 今の環境で 自立できるための手助けをした方がよかったのではないか…
今はそう感じます。
次の年は 厳しい男性の先生だったので、ギャップも大きかっただろうな。
ごめんね。
今でも、彼女のことを「どうしてるかな~」って思います。
彼女だけではないですね、手がかかった子ほど 思いだします。
どうぞ、どの子も幸せになっていますように。
どうぞ、どうぞ、幸せに過ごしていますように。
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