「カウンセラーやコーチになってみようかと思うのですが…」
このご相談、あちらこちらで耳にします。辛口でお答えしますね。

たぶん、ですが、起業しても うまくいかないかもしれません。
「カウンセラーかコーチにでも…」と言うのは、順番が逆なのです。
どんなふうに逆か…というとですねん。
私は、もともと教員をしていて、自分の「聴く力」のなさのせいで たくさんの失敗をしてきました。
保護者の方に悩みを相談されても、実力不足で お力になれなかったのです(/_;)。
ちゃんと聴いているつもりで、アドバイスや提案ばかりしていました。
だから、退職後に「聴く力」を付けたくてコーチングを学び始めました。
さらに、自分自身が母親になって「ちゃんと子育てしなくては…」という重圧に苦しんだ経験を通して、「ママの心を楽にするための活動」をしたいと思いました。
ママたちのために何ができるだろう・・・
教師に復職してもいいし、保育士の免許を取ってもいい。
所属していたボランティア団体を通して、ママを支えてもいい。
ママサークルを立ち上げて、悩みを話せる場を作ってもいい。
などなど…いろんな選択肢があったのだけど、私は「コーチング」という手段を選んだのですね。
お金を稼ぐだけだったら、教師に復職した方が、はるかに安定しているし、社会的な信用も厚いし、お給料もいいです。
でも、私は今度はちがった形で サポートをしたかった。
それが「コーチ」という職業でした。
なのでね、「コーチになりたい」が出発点でありません。
「自分を成長させたい」「ママたちの心を楽にしたい」が出発点でした。
「〇〇をしたいので」→→「カウンセラーという手段を選びました。」
という順番でないと、続けることがむずかしいかもしれません。
カウンセリングすることがゴールになっちゃうから。
セッションのお仕事が入ってこなかったら、いやになっちゃうかも。
フリーランスの仕事は、安定してないし、お給料も自分次第。
自分の好きなことを仕事にする代わりに、安定や社会的な信用を 一時的に失う場合があります。
その覚悟ができてないと、目標を見失うことがあります。
私はこれから協会を作り、インストラクターを養成する立場になりますが、
「インストラクターになって、何をしたいのか。誰のお役にたちたいのか。」
そこら辺を インストラクターコースでは、しっかり深めていきたいと思っています。
正直なところ、資格ってあんまり重要ではないのね。
私もいろんな資格を持ってますが、プロフィール欄には何も書いてないです。
しいて言うなら、小・中・高の教員免許を持っていることかしら(更新はしてないけど…)。
資格を取ることが目的ではなくて、それをどう活用していくかについて考えていく場が「インストラクターコース」になります。
将来は、その資格さえも不要になって、自分自身を看板にして 仕事をしていっていただけることが 一番うれしいことです。
話は変わりますが、7月にコラボ講座をする 原亜紀子ちゃん。
彼女も私も「ママを楽にしたい」というゴールが同じです。
で、何ができるだろう…と考えたとき 手段や切り口はちがうの。
私はコーチング、あきちゃんは代替医療です。
大事なのは「何のために、誰のためにやるのか」なのですね。
あきちゃんとコラボするセミナーは7/3に神楽坂で行います。ぜひ予定を空けておいてね。
テーマは「(仮)専業主婦が人気講師へ」です。
ブログの活用の仕方やセラピストとして絶対必要なことをお話します。
あきちゃんのブログはこちらです。ぜひ読んでみてねん。
あきちゃんは今日も、30分間で4万円の講座が満席になったみたいですね(*^_^*)
さすが!!!!