アドバイスはあまり役に立たない | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

私はあまり数字に関心がないタイプなのですが、先ほどふと、メルマガの人数を見たら4000人超え。

フェイスブックのグループが、1000人超え。

ブログ読者がまもなく、4000人。ありがとうございます。

今晩はメルマガを発行しますね。



さて。

コーチングでは、徹底して 相手から答えを引き出すスキルを訓練していきます。

その土台となるのが「聞く」です。

アドバイスを求めて ご相談にみえたとしても、私はまずは「聞くこと」に徹します。

「聞く」ってね、すごく奥が深いのです。私もまだまだ修行中。

ただ情報を聞いてるのではなくて、「感じて」いるのですね。

いろんな角度から 話を眺めていく、という感じです。


アドバイスはね、あまり役に立たないのです。

そのときは「やってみよう!」「なるほど!」とがんばります。

いざ、やってみると違和感があったり、できない自分に落ち込んだり…。

人によっては、コーチやカウンセラーに 依存していきます。

「苦しいんです。どうしたらいいですか?」

「じゃあ、こうしてみて。覚悟を決めて!」

「できませんでした。どうしたらいいですか?」

「できないのは、甘えているから。じゃあ、○○をやってみて!勇気を出して!」

こんな感じで 何度も何度も、セッションを受けに来ます。


このクライアントさんの目的は何だと思いますか?

それは「私に関心を持ってほしい」「助けてほしい」です。

「変わりたい」といいながら 変わろうとしないのは、「かわいそうな私」に関心を持ってもらいたいから。


叱られることも「関心を持ってもらえること」です。

依存的な人は、アドバイスだけでなく、「叱られること」「お説教」「けなされること」も大好きです。

だって、それだけ熱意をもって 自分に関わってもらえるのだもの。

うれしくなっちゃうよね。


もちろんね、コーチングでも「教える」こともします。

でも、それはあくまでも「提案」。それを実践するかどうかは相手に任せます。

セッションの主役はクライアントさま。私ではないのです。


また、

「甘えているからできないのよ!やってみて!」

ではなく、

「できないと感じているんだね。その根っこに何があるのかな?他にどんなアプローチがあるかな?」

と一緒に見ていきます。

私がセッションを受けるときは、後者のアプローチができる人を選びます。

二択は脅迫に似ています。

「やるか」「やらないか」の選択を迫られると、心が苦しくなります。

お弁当だって、せめて松竹梅の3つの中から選びたいな、私は。


さてさて。話は変わり…

10日ほど前に出版した本ですが、初版は残りが少なくなってきているようですよ。

よろしかったら、お手に取ってみてくださいね。

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