「宿題、5時からやるって 言ってたけど・・・」
そんなふうに言われると、「わかってる!!!!」って 言いたくなるのが 子ども心。
私もよく親に「今やろうと思ってたのに!!やる気なくなった!!!」なんて言ってました(*^_^*)
娘はそんなとき、ゆ~っくりこう言います。
「わかっとる、わかっとる…

同じ意味の言葉だけど、なんだか 和みます。
私もカチーンとせず「そうなんだね~」って 流せるので、娘の方が一枚上手。
言い方ひとつで、険悪にも おだやかにも なりますね。
コミュニケーションは「何を言ったかよりも、何が伝わったか」。
「わかってる!!」は「うるさい!!」っていう怒りが伝わってきますね。
心の中の「やらなくちゃいけないけど、できてない」という罪悪感が反応してしまったのでしょう。
「わかっとる、わかっとる…」は、「OK。わかってるよ~」という思いが伝わってきます。
たぶんね、本当は娘は「わかってる!!」って言いたいんだと思います。
でも、そう言ったら 私もカチーンとくるのがわかってるから、彼女なりに言い方を工夫しているのでしょう。
そういうところ、すてきだなあと思います。
伝え方の工夫って、他人に対しては ふつうにやっていることです。
親子だからこそ、伝え方を考える必要があるんだろうなあ。
私も ちゃんと思いが伝わる 伝え方を考えていこう。