今日のあまちゃんは、震災の日の話でした。
震災は2年半たっても、頭のすみに いつもある出来事です。

上は私の住んでいる茨城の市内の様子ですが、線路がぐにゃぐにゃ。
しばらくの間、ライフラインがすべて止まりました。海沿いは、津波に襲われました。
情報も入らず、日本が沈没するかのような 余震が続く中、子どもを守らなくては…という思いで いっぱいいっぱいでした。
夫がバッテリーを改造して 携帯を充電させ、ワンセグで見たニュースを見た途端、あまりの驚きに 泣き崩れました。
あまちゃんでは、はっきりと 映像で見せているわけではありませんが、大きな被害が出たことが 伝わってくる話でした。
感情は、筋肉にも記憶されるといいます。
ドラマのことなのに、3月11日という文字だけで 体が緊張するのを感じました。
見ながら、動悸がひどくなって 涙が出てきて、過呼吸のような状態が続きました。
震災の年は、メンタルケアを目的としたワークショップを 数件 依頼いただきました。
どのワークショップでも、涙が止まらなくなる人がいます。
話しているうちに、体が硬くなっていき、背中が丸まり、嗚咽が始まるのです。
特に、復興のため だんな様が不在だったママは、感情を封じ込めて 一人頑張ってきました。
そのときの張りつめた気持ちや 心細い思いを 吐き出す場所がなかったのでしょう。
せきを切ったように、あふれてきます。
これからも、いろんな切り口で、感情を大切に扱うワークショップをしていきたいな。
閉じ込められて 行き場を失った思いを、浄化させる場を作っていきたい。
9月のスケジュールを見て、その忙しさに どよ~んとするのだけど、時間を作っていかなくちゃ。
心を新たに 思いました。