
私が セッションをするときには、いろいろな観点からお話を聴いています。
その中のひとつが、話している内容が「思考」なのか「感情」なのか、です。
感情、というのは、ちがう言い方で言うと「本音」ともいえるかもしれません。
たとえばね。
「○○ということがありました。でも、私が悪いのでしょうがないですよね~」
というお話。
「○○があったとき、どう感じたのですか?」
とお聞きすると、
「しょうがないなあ、と思いました」
というお答えが返ってきます。
感情としては「あきらめる」や「無力感」が 感じられますね。
でも、まだその先に、本音があるように感じます。
「しょうがないですよね~」って 自分を納得させるために 言っている感じがするから。
あきらめることで、何を守っているのでしょう?
ただよう無力感は、どこから流れて来ているのでしょう?
まだ奥底に、何かが隠れていますね。
たどっていくと、子どもの頃の体験に つながっていることも たびたびです。
本音にたどりつくとね、自分自身と 対話することができ、思わず涙が流れたりします。
そうやって、自分と仲良くなっていくのですね。
自分が自分の味方になってこそ、生きづらさは 軽くなっていきます。
「これからどうしたいのか」を話し合っていくのは、まずは こうやって 自分と向き合った後ですね。
「今」の自分と向き合わずに「未来」を語ると、地に足がつかないの。
さて、今日は今から 出版社に行ってきますよ。
近いうちに いいお知らせができるかもしれません(*^_^*)