雑談力が若者に足りないそうです | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

先日、コミュニケーションに関する講座で学んできました。

そこで印象的だったのは「若者に『雑談してください』という課題を出すと、なかなか できない」という話。

雑談は まさに言葉のキャッチボールだし、話の方向性が定まっていないので、話しにくいのですね。

さらに先生は、「話すことより、聴くことの方がはるかにむずかしい」とおっしゃっていました。


若者ではありませんが、私も雑談力がないひとりです。ママ友の輪に入るのは、とても勇気がいります。

でも、昔よりは 雑談が 楽にできるようになったかな。

昔はね、「話が続かないのは、私がつまらない人だから」って思ってました。

相手の表情や声のトーンを聞いて、自分の価値を図っていました。

自分がどう思うか、よりも 相手がどう思うか、に 焦点が当たっていたのですね。

だから、同意したくないのに 同意してみたり、相手がほしい言葉を 必死に探して 言ってみたりに、エネルギーを注いでいました。

そりゃー、疲れますよねん。

今は、人の話はよく聞いて、自分の話したいことは 率直に話す、というシンプルな対話になっています。

コーチとして、繰り返し訓練してきたことが 役に立っているなあと思います。


話は変わりますが、女性は、3歳児であっても 共感ベースの会話をするそうです。

「私は ぬいぐるみを2個持っているの」と言うと、相手の子も「私も~」って言うの。

相手に合わせることで 関係が円満になることを 本能的に知っているんですね。

(ちなみに、男の子は「俺、2つ持ってる」って言われたら「俺、3つ持ってる!」と言い返す生き物です 笑)

だから、どうしても 相手と和を保つことに エネルギーを使います。

それは それで すばらしいこと。


同時に、自分にも目を向けていけるといいねえ。

今日で お申し込み締め切りの個別相談(個別セッション)は、「自分に目を向ける」時間です。

相手に向けすぎていた エネルギーを、自分に向けるだけで 視点が変わります。

次の募集は12月になります。