
先日、コミュニケーションに関する講座で学んできました。
そこで印象的だったのは「若者に『雑談してください』という課題を出すと、なかなか できない」という話。
雑談は まさに言葉のキャッチボールだし、話の方向性が定まっていないので、話しにくいのですね。
さらに先生は、「話すことより、聴くことの方がはるかにむずかしい」とおっしゃっていました。
若者ではありませんが、私も雑談力がないひとりです。ママ友の輪に入るのは、とても勇気がいります。
でも、昔よりは 雑談が 楽にできるようになったかな。
昔はね、「話が続かないのは、私がつまらない人だから」って思ってました。
相手の表情や声のトーンを聞いて、自分の価値を図っていました。
自分がどう思うか、よりも 相手がどう思うか、に 焦点が当たっていたのですね。
だから、同意したくないのに 同意してみたり、相手がほしい言葉を 必死に探して 言ってみたりに、エネルギーを注いでいました。
そりゃー、疲れますよねん。
今は、人の話はよく聞いて、自分の話したいことは 率直に話す、というシンプルな対話になっています。
コーチとして、繰り返し訓練してきたことが 役に立っているなあと思います。
話は変わりますが、女性は、3歳児であっても 共感ベースの会話をするそうです。
「私は ぬいぐるみを2個持っているの」と言うと、相手の子も「私も~」って言うの。
相手に合わせることで 関係が円満になることを 本能的に知っているんですね。
(ちなみに、男の子は「俺、2つ持ってる」って言われたら「俺、3つ持ってる!」と言い返す生き物です 笑)
だから、どうしても 相手と和を保つことに エネルギーを使います。
それは それで すばらしいこと。
同時に、自分にも目を向けていけるといいねえ。
今日で お申し込み締め切りの個別相談(個別セッション)は、「自分に目を向ける」時間です。
相手に向けすぎていた エネルギーを、自分に向けるだけで 視点が変わります。
次の募集は12月になります。