
先日、「ミカさんのコーチングを受ければ、コミュニケーションの技術を教われますか?」というような 質問を受けました。
こたえは、△です。
確かに、技術は必要ですが、それ以上に「あり方」が変わらないと、付け焼刃になると 私は感じています。
何をするか、よりも、自分自身がどうあるか、ですね。
たとえば、
「何かを伝えるときは、『私』を主語にして伝えましょう」
という スキルがあります

・(あなたは)こんな時間まで、何やってたの!
・(私は)帰りが遅くて、心配したよ!
どちらも 怒っていて、子どもの帰りが遅いのを いさめていますが、ニュアンスが違いますね。
主語を「私」にして話すだけで、自分の中の本音が出てくるのです。
でも、それを「子どもに言うことを聞かせる魔法のスキル」と 考えてしまうと 目的が変わってしまいます。
「子どもに対して、『私』を主語にして話しているのに、言うことを聞きません」というご相談を受けたことも(*^_^*)
子どもが 思い通りの反応をしないと、腹が立ってしまうのですね。
それにね、子どもにも、なんとなく「私の思い通りに動け~~」という 期待が伝わってしまうものです。
反発がくるのは いたしかたないことでしょう。
だからこそ、自分自身が どうあるか、が 一番大事。
何をするか、ではないのですねん。
私のセッションは、「何をするか」だけでなく「あなたがどうあるか」について 深めていきます。
ここが 一番の肝だったりもしますから。