子どもをのびのび育てたいけど、わがままになるのが心配 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

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$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

「かみなりオヤジ」は、昔けっして 悪い意味の言葉ではなかったように思います。

今は、怒ったり、叱ったりするのは、あまりよくないことだと とらえられることが、増えたかな。

私も、怒らないに越したことはない、と思うんだけど、そこに こだわりすぎると 苦しいよね。

できる範囲で、叱っていきたい(叱る=教える、伝える、考えさせる)。


私が教師になったころ、子どもの自由を重んじる保護者というのが 話題になったことがあります。

「子どもが砂場で遊びたいと言っています。子どもの意思を尊重してください!」

授業中であっても、子どもの自主性を大切にして 自由にすることを 要望する保護者が出てきたという話です。

(このエピソードは 都市伝説じゃないかな~と思ったりもしたんだけど、どうなんでしょう?)


そこまで極端ではなくても、子どもをのびのび育てたい、という考えをお持ちの方は 増えているように感じます。

のびのび育てると、子どもは 本当に 表情が変わります。イキイキとし始めます。

ただ、親や教師の立ち位置は とても重要ですね。

学級崩壊が一番多いのは、友達のような教師。次が 厳しすぎる教師です。

フレンドリーで楽しくてなんでも自由、というのは、子どもたちの混乱を招きます。


教師は オーケストラでいうと 指揮者みたいなもの。

指揮者が真ん中にいないと、オーケストラは バラバラ。

一人一人が好き勝手に 楽しく演奏することはできますが、みんなで力と心合わせる楽しみは 奪われます。

教師が演奏者の一人になってしまったら、オーケストラは成り立ちません。


それにね、きまりやルールは、ないよりは あった方がいいの(*^_^*)

年齢が低ければ 低いほど そうね。

○ダメなものは ダメ

○ここまではいいけど、ここからはダメ

○ここは 自由にしていいよ 自分で考えよう 自分の責任で行動しよう

親が示してあげることで、子どもは 少しのきゅうくつさと同時に、安心感を持って行動できます。

ある程度 枠があっても、子どもの自主性は育ちますし、適度な我慢やストレスは 子どもの心を育てます。

のびのび育てたいなら、親が 大きな枠を作ってあげようね。

枠があるから 安心して 子どもはのびのびできるのだから。


大丈夫。思春期になったら、子ども自ら その枠を飛び越えていこうと もがきます。

ちゃんと 大人になっていくからね。