大丈夫、どの子もちゃんと育つから | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

こんなメッセージをいただきました。

子供がまだ遊びたいと言えば、何時に寝ようと、子供の遊びたい気持ちを満たしたからオーケー。

子供が食べたがれば、何時何でも食べさせ、子供を満たしたからオーケー。等々、、、。

それで子供を満たして、子供が笑っていたら、それで良い。

更にはそれが自己肯定感に繋がっているという方もいました。

私は私の正しさを押し付けるつもりは無いので、

親が楽だから、私は何時に寝ても、何を食べさせても良い事にしてるんだ

って言われたら、「そうなんだね!!」って受け止めれます。

でも「子供を満たすため!!」って言われると、凄く恐ろしさを感じてしまいます。

それが自己肯定感を与えてるって、自己肯定感て、そんな物でしょうか。


私がどう思うかを お聞きになりたい、とのこと。

このお話は いろんな視点から 見ることができますが、この方の軸は「子どもを満たすこと」なんですね。

意訳するなら、「要望を聞く」ことが「満たす」ことだと 感じておられるのかな(*^_^*)

それが よい、悪い、と ジャッジするつもりはありません。

それによって 何を学ぶのか、という視点で見ていくと、長所も短所もありますね。

○私が親に働きかけると、こたえてくれる。私は価値がある人間だ。

かもしれないし、

○自分の要望は 叶えられて当然だ

かもしれません。どっちも、かもしれません。

成長してから、お子さんに訊いてみないと わからないですね(*^_^*)


そして、保護者の方が「満たす」にこだわる根っこに何があるのかな?ということです。

簡単に言うと、

○子どもを思う気持ち(快)
○子どもを満たさないと こわいと思う気持ち(不快)

どちらなのかな~?ということ。

これまた ご本人に訊いてみないと、わからないですねん(*^_^*)


ぼわんとした書き方でごめんなさい。

分析はできるけど「他人がどう思っているのかは、聞いてみないとわからない」のですねん。

なぜ そんなに その人が 気になるのかな?

自分の中を 探ってみると 何が出てくるでしょう?気になる人は鏡だから☆



そして、これは 私の個人的な意見ですが、親の軸がどこにあっても 子どもは それなりに育つ、と思っています。

教師をしていたとき、いろんな方針の保護者がいましたが、子どもたちは ちゃんと育っていたからです。

(もちろん、どの子も でこぼこ・強み弱みは ありますけどねん。)


子育て法は 山ほどあります。

おっしゃるように どれが正しいわけではありません。

どの親も 一生懸命 子どものことを考えています。

私は それに物申したいとは思ってないのね。


私が伝えたいのは、「こういう考え方もあるよ」という提案。

子育てという旅をするときに、「これがあると楽だよ」「もっとおもしろいよ」というツールを提供するにすぎません。

そのツールを 持って歩くかどうかは、本人が決めればいいですね。

みな子育てという旅をしている仲間ですから、道は違えど 向かっていくゴールは同じ。

子どもたちは 大人になって 離れていきますから、そこがゴール。

だからね。大丈夫だよ。ちゃんとその子も育つから。

集団生活に入ってから 苦労するかもしれないけど、その子自身の力で きっと乗り越えていくからねん。


お答えになっているかしら?(*^_^*)