私が育てていきたいのは「先生」ではなくて | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

私は今、子育て講座をリニューアルしています。

「教える」から「体験する」に テキストを変えるためです。

カリキュラムをしっかりさせて、講師を養成するためもあります。

講師に求める力は、ファシリテーターです。先生ではないのね。

教える力よりも、聴く力、伝える力を 重視しています。


私は、今まで いろんな子育て講座に出てきました。

中には

「頭では理解できるけど、やりたくない。できない。そんなときどうしたらいいの?」

と違和感を感じることもありました。

それを講師の方に伝えると、たいてい

「まず やってみてください」「これが正しい方法です」

と いうようなことを 言われます。

そうね~…、なんとなく「正しい」のはわかる。

でも、心がついていかないとき どうしたらいいの?というのが 私の疑問でした。


場合によっては、参加者が みんな同じ考え方をしているので、違和感を伝えることすら できない雰囲気のときも。

本当は 全員が同じ考えなんてことは、ありえないんだけどねん。

「私が~という質問をしたら、○○という答えが返ってくるな~」って わかると、めんどうくさくなっちゃう。

納得したいのに、説得されちゃうような 感覚があります。


私の講座やセッションは、コーチングをベースとしています。

コーチングの良いところは、知識ではなく、人を見るところ。

「○○のときは~しましょう」というのは、知識を見て 人を見ていません。

人を見る、というのは、文字通り その人自身を見るということです。

コーチングは、「できないんです」という言葉ではなく、その人の中に何があるのかを 見ていきます。

「できない」という言葉の根っこに何があるのかを 掘っていくのですね。

そのためには、「話を聞く技術」が不可欠。

聴く技術がないと、正しさを押し付けることしか できません。


でね、なぜ 私が「先生」ではなく「ファシリテーター」にこだわるかというと、あり方を変えてほしいから。

先生って、正しさを教える人なのですね。

そうではなくて、仲間であり、導く人になってほしい。


「できないんです」「やりたくないんです」と言われて 模範解答を教えるのが先生。

心の中の正しさが強いと、自分たちの「よいと思っているもの」を 否定されたように感じてしまうかもしれません。


というわけで、講師の養成講座の準備を進めています。

0期生は コーチングやカウンセリングを学んだ人のみとなりますが、割引があります。

フォローも こまめに していく予定です。

いっしょにやっていきたい、と思われる方を 秋ごろ 募集します。

協会にするか、財団にするか、会社にするか…その辺も迷うところです。

詳しい方 いらっしゃいますか?勉強しているのですが、いまいちわかりません。

まとまりませんが、今日もがんばるぞ~(*^_^*)