
今日は、フェイスブックのグループ「子育ての魔法~自分育てのステップ」で、Eさんからいただいた質問にお答えします。
「先生に苦情を言いたいとき、どのように伝えたらよいでしょう?」
まず スタンスは この2つ。


自分が正しくて、先生がまちがっている、という意図が伝わると 争いになります。
私自身も経験がありますが、相手に責められていると感じると、自分を守る方向にエネルギーが使われます。
どうしても、一番大切なはずの「子ども」よりも、どちらが正しいか、という論争になりがちです。
話すときのコツは




事実と意見が2つが混同すると、これまた いきちがいが起きます。
たとえば「先生、ちゃんとうちの子のめんどうをみてください!

私が教師をしていた頃に言われたことです。
この子には かなり手も目をかけていたつもりだったので、ショックでした(が、「申し訳ありません」と謝りました)
「子どもの面倒を見ていない」というのは、一見 事実のようですが、これは意見です。
「○○のとき、先生が~のように対応されていると 子どもから聞いています。
(私は)~のようにしていただけると、助かるのですが…」
のような感じで、おだやかに 話すことが おすすめかなあ。
ていねいに話しても、先生によっては「責められた」と感じちゃう人もいると思うのねん。
(はい、昔の私です(T_T))
日ごろから 人に頭を下げることがない職業ですから、慣れてないのです。
先生が 話をしだしたら、最後まで聞きましょう。ここは 根気がいりますね。
先生の話は 基本的に長いですから(T_T)(はい、昔の私です笑)
話の腰はおらずに、「なるほど」「そうなんですね」と あいづちを。
話し終えたら、ふたたび 自分の意見を「私」を主語にして伝えていきます。
この辺は ちょっと訓練が必要かもしれません。一番いいのは実際に人を相手に練習してみること。
保護者だけじゃないですね、先生もそう。
クレームを受けたとき、どんなふうに対応をしたらよいのか、話の聞き方・伝え方を学んでいない方が多いと思います。
学んだだけで 生かしていない場合もあるでしょう。
自分自身がコーチングを学ぶきっかけとなったのは、保護者からとのコミュニケーションがうまくいかなかったことです。
「今だったらもっとちゃんと対応できたのに…」と歯がゆく思うことがあります。
だから 伝えたいのですね、コミュニケーションについて。
ド下手だった私だからこそ わかることがたくさんあるから。
コミュニケーションひとつで、信頼関係がガラッと変わってしまうから。
「聴く・認める・伝える」この3つを磨くだけで、人生が変わると私は思っています。
この本も参考になるかと思います(*^^*)。
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