相手が自分をどう思っているのか こわい人へ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

親が子どもに怒るとき、一番大きな目的は コントロールです。

不機嫌な顔をしたり、こわい声を出したりすれば、子どもは言うとおりになりやすいですからねん。

私も、怒ってしまうときがあり 反省します。

子どもを 自分の言うとおりにしたいんだなあ、という 自分の中の思いを感じます。


そうやって、怒りでコントロールされてくると、人が不機嫌になることが こわくなります。

相手が気分を悪くするのがこわい

きらわれたくない

相手が自分をどう思っているのか気になる

そんな悩みに ふくらんでいくこともあります。


相手の人が、ちょっとイヤな顔をしたり、機嫌を損ねたりすると ドキドキします。

なんとかこの場を丸く収めなくては・・・

この人の機嫌をとらなくては・・・

と焦って、あたふたします。


人の機嫌はとらなくていいんですよ。

だってね、同じことがあっても、何も思わない人、笑いだす人、怒り出す人、さまざまです。

つまり、相手の中で 何が反応するかで 感情が変わってくるのですねん。

その感情の責任は、基本的に 相手にあります。


すぐに「きゃー私が変なことを言ったから!?」とあたふたするってことは、相手の感情に 自分が責任を取っているということです。

もちろんね、怒っていたら 一言「そういうつもりはなかったのだけど、ごめんね」と謝ったほうが 人間関係はスムーズです。

ただ、自分のせいで怒ったのではなく、相手の中に 何かが起こったと おだやかに線を引いた方がいいですね。


私が 友達として付き合っていて 楽だなあ、と感じるのは、自分の感情に 自分で責任を取れる人です。

怒りがわいてきたら自分の中に 何が反応しているのかを 眺められる人

違和感を感じたら、それを 率直に伝えることができる人

わいてきた感情を、誰かのせいにしたり、自分のせいにしたりしない人


あ、だれ?

ミカさんは きっと 私のこときらいかも、

とか

ミカさんは 私と友達にならないかも

とか

思っている人~


それも 思考の癖ですからねん(笑)。

まずは、そういう癖があるんだな~って 気づくといいねん。

その癖のせいで、ずいぶん 損をしているはずだよん。

それ、妄想だからね~(*^_^*)