
私は子育てに関する講座や講演、個別相談をしています。
なので「さぞかし、お子さんはいい子に育っておられるのでしょう?」と思われてしまうことがたびたび。
うちの娘はいわゆる「いい子」ではないですねん。
いつも やる気があるわけじゃないし、親の言うことは 聞くわけじゃないし、やなことは 断固拒否します。
いつもやる気があって、必ず親の言うこと聞いて、つねに勉強ができて・・・
っていうのは、親の期待に応えてくれる子です。
親は楽だけど、子どもは大変だろうねえ(*^_^*)。
子どもって 頭で物事を考えず、心で感じるから、「イヤなことはイヤ」とシンプル。
「イヤだけどがんばろう」って考えられるのは、ある程度大きくなってからのことです。
ただ、私は 娘がどんなときにやる気になるのか、を わかっています。
親の言うことを聞きたくない、と 反抗するときの根っこを理解しています。
子どもは 親の言うとおりに動かないもの、ということを 知っています。
だから、子育てにそれほど悩みません。
あ、一番はね、子どもの育つ力を信じているからかな。
子どもは 種のようなもの。自分自身の中に すでに力を持っています
その力を信じていれば、ささいなことは あまり 気にならなくなります。
そしてね、子どもを信じられるかどうかは 自分を信じられるかどうかと、大きくかかわってきます。
人は自分に接するように、他人に接します。
子育ての悩みは、とどのつまりは 自分のあり方につながっていることが多いのですねん。
