沈黙がこわいときのストッパーとなるもの | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

子育ての魔法・子育ては自分育てのステップ主宰☆和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

個別相談(個別セッション)では、よく 沈黙が訪れます。

たいていは、クライアントさんが 考えている時間なので ゆっくり待ちます。

でも「ミカさんが、何か言ってくれないかな?と思って 困っていました」と 言われたことも。

それなら、そのまんま 言ってくださればいいのに~と思います。

「今、頭が真っ白で 何も浮かびません」と 正直にお話しくださればいいんですね。

それが、コミュニケーションです。

相手が なんとか してくれるだろう、と思って待っていても、伝わりませんデス☆

超能力者じゃないですからねん(*^_^*)。


私がセッションのベースとしているのは「コーチング」の手法。

コーチングって 対話のことです。ふつーに 思ったことを そのまま話せばOK~ドキドキ

確かにね、「困ってるのかな?」って感じるときが ないわけではないです。

でも、私が 先回りして 問題を解決してあげようとは 思いません。

それは クライアントさんの力を奪うことだから。

沈黙は、ある程度の時間 待つことにしています。


もしかしたら、コミュニケーションが苦手…と思っている人は、同じような傾向があるかも。

・私が思っていることを 察してくれないかな

・相手の喜ぶことを 言わなくては

・何か すばらしいことを 言わなくちゃ

・相手が気分を害したらどうしよう

・つまらない人だと 思われたらいやだな

・沈黙がこわい…

コミュニケーションが 苦手というよりは、何か「ストッパーがかかっている」そんな感じ。

本当は とってもおしゃべりなのに、本来の自分が 出てこない感じ。



私の場合はね、ずっと 相手の喜ぶことを言わなくちゃ、っていうのが 大きなストッパーでした。

頭の中で 相手が喜びそうな言葉を探しちゃう 癖があったのねん。

でも、よく考えてみると 相手がどう思っているかなんて、本当のところ わからないじゃーん。

そこまでして 好かれる必要は ないじゃーん。

たぶん、いい人だと思われたかったんだな~。

それが「気づかいのある人」だと思い込んでたんだな~。


そこに エネルギーを使うのをやめたら、ずいぶん ラクになりました。

自分のコミュニケーションの癖を知っていると、その癖を 外すことも できますよん。

そのためには、たくさんの失敗を繰り返すことも大事ねん。

私の個別相談でも

「ミカさんと本音で話すことを繰り返していたら、他の人とも同じように話せるようになりました。」

というお声が聞かれます。

だいたいセッションを受け始めて、1年を過ぎたあたりからでしょうか。

失敗して リカバリーして、やってみて 安心して、違和感を感じたら それを 大切にして…

人は、頭でわかっても変われません。体に落としこんでこそ、変わるんですね 。


私の個別相談は 今はいっぱいで、単発のご相談しか受け付けられないのですが、いつも12月と6月に募集をします。

お申し込みを考えていらっしゃる方は、ちょっと待っててねん。