子どもに話しかけても反応がないとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

今日は5人連続で セッション(個別相談)でした。

以前は3人連続でもヘトヘトだったのですが、今は楽しめている自分に うれしくなります。

(たまに、個人セッション(個別相談)のご要望をいただくのですが、ただいま 受け付けておりません。

次回の募集は12月です(*^_^*))

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

さて、よくご相談を受ける中に「子どもが話を聞かない」というものがあります。

確かに、打てば響く子と 何度も何度も 言わないと 耳に入らない子がいますね。

でね。

ひとつ誤解があります。子どもは話を無視してはいません。


話を無視しているように「感じる」のだと思います。


私が感じるに…ですが、子どもってね、基本的に 話を聞いていません。

小さい子ほどそう。

自分に言われていると 感じなかったり、他のことを考えていたり、耳には入ってるけど ぼけーっとしていたり。

「ダメ」と言われても、単に やりたいからやり続けている、というだけだったり。

けっして無視しているのではなく「耳に入ってない」「体が動くに任せ」てるんですね。

(大きくなると、意図的に無視する場合も 確かにありますけどねん)


子どもに話しかけて反応がないときは、

・名前を呼ぶ

・子ども抱っこしたり、子どもの視界に入ったりして、話をする

・テレビなどに 目を奪われていると 耳は働いていないので、テレビを消す

・耳に入るまで、何度も 話しかける

といった対応が必要になります。

声のトーンを上げなくても、たいていこの方法で 話が耳に入りますヨ。

大人とちがって 同じことを 何度も、何度も 伝える必要があるのが 子ども。

そういうものなんですネ。

たぶん、他人の子だったら 忍耐強く 呼びかけるはずだもの。


もしも「無視された」と感じて腹が立つなら、それは 自分の中の「反応」です。

・親の言うことは 聴くべき!

・早く!早く!1回で反応するべき!

・返事をしないのは、私を軽く見ているから


といった自分の中のルールや思いが 反応しているかもしれません。

ルール違反を見つけると、ビービーと ココロの警報機が鳴るので、ザワザワします。

そして、心の奥では「私の『存在』を無視した」ように感じているかも…。

怒りに 隠されてしまうけど、ココロの底にある感情は 不安や悲しみなのねん。


子どもと接するとき、自分の中のいろ~んなものが噴き出すから、子育てって 自分育てなんですね~☆

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