過去の怒りが 出口を求めて出てくる | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

「怒り」についてのお話を伺っていると、意外とそれは 過去のものであったりします。

小さいころの忘れていた怒りが、出口をもとめて 出てきたりします。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

先日、娘が「こわい!こわい!一緒に行って!」と 私にお願いしに来ました。

私も 小学校の頃、一人でトイレに行くのがこわかったので 普段は「はいはい」と ついていきます。

でも、そのとき 体調が悪かったのですねん。

そのせいもあってか、すごい怒りがわいてきました。

「一人で行きなさい!こわい、こわい、って トイレはすぐそこでしょむかっ!!」

自分でも信じられないくらい 強い怒りで、びっくりしました。


あとから、あの感覚は なんだったんだろう?と 感じてみました。

…思い出しました。

小さいころ、「こわい」と不安になることや 人を頼ろうとすると、怒られたり 馬鹿にされたりしたんんだった。

あのとき、本当は「こわいよ~」って泣きたかったし、両親を頼りたかったんだけどね。

三人姉妹のお姉ちゃんだったので ギュッと心を閉じて、がまんしました。

がまんして がまんして ココロで 感じなくしていました。

大人になった今、娘の「こわいよ~」に 反応して、感情のふたが空いたんですね。

昔の感情がよみがえったときは、癒すチャンスです。

私の中の「小さいミカちゃん」と対話をしました。


こういった話を講座などで話すと、「うちの子にも 同じことをしちゃった」という反省が 聞こえてきます。

いいんですよ。忙しかったり、お子さんが多かったりすると 全部に 対応できないですもん。

「一人でやって」「一人で行って」もOK。

お願いしてもいいのです。

そのかわり、子どもが我慢で押しこめがちな思いを 代弁してあげるといいね。


「こわかったね。」そして「一人で行ってくれて ありがとう。ママ、助かったよ。」

でもって ハグハグです。ぎゅぎゅ~☆

それだけでも、ずいぶん ちがうのですよ(*^^*)。


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