いじめられている君へ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

今朝 テレビを見ていたら、ボクシングの内藤大輔選手が出ていました。

いじめられた過去について話し、最後に「いじめは必ず終わる。死んじゃだめだ」とおっしゃっていました。

子どもにとっては、学校と家庭がほぼ世界の全部。

そこでいじめにあう、というのは 絶望に近い感覚だと思います。


先日、ニュースを見ながら 娘と話をしました。

「みっちゃん、もし いじめられるようなことがあったら、ママに話してね。」

「全部 話してるよ」

「自殺してしまったお友達は、なんで ママにお話ししなかったんだろう?」

「みつきはね、他の人に話して もっと いじめられたらイヤだ、って思ったんだと思うよ。」

そんなことを しばらく対話しました。


私は 教員になってから、一度だけ いじめにあいました。

同じ講師の方だったんだけど、上司や保護者に取り入るのが うまい先生でね~…、

私が 同僚に 相談しても みんな「そんなことするなんて 信じられない」っていうのねん。

当時は「私のことが うらやましいから、いじめるんだろうあな」って 解釈しました。

毎日、楽しく過ごしていましたから(笑)。

だから、ひどいことを言われても、横柄な態度を取られても、あまり気にしませんでした。

話を聞いてくれる人に「今日は こんなこと言われちゃいましたよ」って ぐちって 終わりにしました。

かわいそうな人だなあ、って 思うだけで すみました。

でも、今でも 心の重~い感覚は 残っています。

話を聞いてくれる人がいたことで 救われました。

(みんな半信半疑なので、同情してくれる人はいませんでしたし、私も 同情されることを 目的にして 話をしていませんでした。

そのことで、自分を悲劇のヒロインにしなくて済んだことも よかったのかな、と思います。)


話は変わりますが、今日 こんなサイトを見つけました。新聞記者差からのメッセージです。

子どもに向けて やさしい言葉で書いてあります。

「いじめられている君へ」。とても 心が動かされました。

いじめられている子、その親御さんに ご覧いただきたいお手紙です。