
今朝 テレビを見ていたら、ボクシングの内藤大輔選手が出ていました。
いじめられた過去について話し、最後に「いじめは必ず終わる。死んじゃだめだ」とおっしゃっていました。
子どもにとっては、学校と家庭がほぼ世界の全部。
そこでいじめにあう、というのは 絶望に近い感覚だと思います。
先日、ニュースを見ながら 娘と話をしました。
「みっちゃん、もし いじめられるようなことがあったら、ママに話してね。」
「全部 話してるよ」
「自殺してしまったお友達は、なんで ママにお話ししなかったんだろう?」
「みつきはね、他の人に話して もっと いじめられたらイヤだ、って思ったんだと思うよ。」
そんなことを しばらく対話しました。
私は 教員になってから、一度だけ いじめにあいました。
同じ講師の方だったんだけど、上司や保護者に取り入るのが うまい先生でね~…、
私が 同僚に 相談しても みんな「そんなことするなんて 信じられない」っていうのねん。
当時は「私のことが うらやましいから、いじめるんだろうあな」って 解釈しました。
毎日、楽しく過ごしていましたから(笑)。
だから、ひどいことを言われても、横柄な態度を取られても、あまり気にしませんでした。
話を聞いてくれる人に「今日は こんなこと言われちゃいましたよ」って ぐちって 終わりにしました。
かわいそうな人だなあ、って 思うだけで すみました。
でも、今でも 心の重~い感覚は 残っています。
話を聞いてくれる人がいたことで 救われました。
(みんな半信半疑なので、同情してくれる人はいませんでしたし、私も 同情されることを 目的にして 話をしていませんでした。
そのことで、自分を悲劇のヒロインにしなくて済んだことも よかったのかな、と思います。)
話は変わりますが、今日 こんなサイトを見つけました。新聞記者差からのメッセージです。
子どもに向けて やさしい言葉で書いてあります。
「いじめられている君へ」。とても 心が動かされました。
いじめられている子、その親御さんに ご覧いただきたいお手紙です。