先日、運動会がありました。
障害走では、網に頭が引っかかってしまい、最初から 大幅な遅れ。
自分が走っているわけではないのに、ものすごくドキドキしてしまいました。
そのあと、最後の直線で ごぼう抜きし、3位に!
涙が出てしまいました。
うわ~、最後まであきらめずに がんばったねえ。
順位が上がったこともさることながら、最後まで 走りとおした姿に 心打たれました。
娘は 幼稚園の頃、運動に苦手意識がありました。
「運動神経悪いよね」と 繰り返し教えてくれる お友達がいたのですねん。
そんなもんで、何をやるのも「運動神経が悪いから」と前置きする娘。
なんか、やる前から あきらめている感じ。
娘の足のカタチを見ると、素質があると思うのに もったいないなあ。
ここ1年は「みっちゃんは 足が速いんだよ~

娘が「一緒に スーパーまでジョギングしよう!」というときは 付き合い、走り方の癖を直したりもしました。
娘も 最近は がんばれば速く走れるかも!という 思いがわいてきたようです。
思い込みって 大きいですね。
「やればできる」と思ったら、最後まであきらめずに 全速力で 走りぬいたのです。
最後の直線で、必死に走る娘に 成長を感じました。
心理学では「注目したところがふえる」と言います。
できることに注目するか、できないところに注目するか。
どうせなら、望ましい状況に意識を向けること☆
子どもは「できるんだよ」と 言われ続けると、できるような気持ちがしてきます。
「できない」「ムリ」と言われれば、そう思い込みます。
「速く走れるよ!」と 何度もすりこんでいったので、娘には 根拠のない自信がわいたようです。
1位になることが 目的ではありません。
娘の中の力は 全部出しきれたら それでOK。
走りぬいた娘は、誇らしげに3位の緑色の札を 見せてくれました。