クライアントさんや 受講生の方のブログを回っていたら、毎日のように どなたかが紹介してくださっていて、ありがとうございました。
なかなか 私の方から ご紹介できず、ごめんなさい。
あとでコメントを書きに行きますね。

以前、依頼先でワークショップをしていた時のこと。
2歳児をお持ちのお母さんが、こんな悩みを打ち明けてくださいました。
「まもなく3歳になるのに、まだ 見通しを持って 自分のことをすることができないんです。毎日 怒ってしまいます。」
う~ん、それは ムリでしょうね

怒りの根っこには、期待があります。
もう 自分のことは 言われなくても 自分でやってほしい、と 願っているからこそ、イライラも出てくるのねん。
見通しをたてて 行動できるようになるのは、9歳以降。早い子で7歳ですね。
子どもは みな、基本的に「今」を生きています。
今を 200%楽しめるのが 子どもです。
好きなことには飛びつくけど、そうでないことには 自分から進んでやりません。
「30分後に保育園だから、そろそろ 支度を始めて、歯磨きをして…」という2歳児は あまりいないでしょう。
お母さん曰く「園では、ちゃんとできるんです」とのこと。
それは みんなの動きを見ながら、なんとなく できる、というレベルですね。
何より、よそ行きの顔で 頑張っているからこそ できること。
家でも 同じレベルで 緊張し、がんばらなくてはいけないとなると、個人的には ちょっと かわいそうかなあ…。
家は わがままを言ったり、ぐーたらしたり、うまくできなくて ぐずったりしながら、成長する場であって ほしいかなあ。
「いい子」「手がかからない子」を望むのは 誰のためでしょう?
お子さんの成長を願って?それとも 自分の手を わずらわせないため?
そこに 向き合わないと、ずっと 子どもに原因を求めることになります。
先ほどのお子さんは、話をお聞きする限り ふつうの2歳児より はるかに しっかりしていました。
な~んにも 発達上は 問題がありません。
問題がないのに お子さんをどうにかしようとするので、「悩み」になってしまうのですねん。
お母さんと 話し終えた後、肩の力が抜けたのか 泣いておられました。
「来てよかった」と言っていただけて、よかった。
子どもが小さいうちは、どうしても ふんばる時期があります。
子どもは 思い通りには 動かないですから。
でも、後から振り返ると それは とても短いのですネ★
娘は 7歳ですが、自分で考え、行動する時期に さしかかりつつあります。
乳幼児期のあの大変さは どこへやら。とてもラクに子育てをさせてもらっています。
たまに あのふにゃふにゃヒヨコちゃんのような時期を思い出して、さみしくなるけど…。
小さいお子さんをお持ちのママたち。あと少し ふんばっていきましょう。
足元に力を入れて 乗り切りましょう。
あんな時期もあったなあ、って 思うときが来ますよ

さて。今日は小美玉市の保育園で講演会です。
どんなママたちとお会いできるか、楽しみです!