
子どもの可能性を信じるとき、大きく分けて 2つの根っこがあります。
「~になったらどうしよう」という不安から来ている、”信じる”。
「きっと 大丈夫」という愛情から来ている”信じる”。
この2つは、似て非なるものです。
発明王エジソンは、小学校のとき たった3か月で 退学を勧められます。
教師だった母は、自宅で エジソンを教育し、育てあげます。
黒柳哲子さんは、私立小学校を 退学させられ、トモエ学園へ転入します。
そこで校長先生に言われました。「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ」。
信じることに 根拠はいりません。心から信じるだけ。
どちらのケースも、愛情から来ている行動や言葉だからこそ、子どもは 花開いたのでしょう。

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私は 娘に期待をするとき、「この期待は 不安から出ているかな?愛情から出ているかな?」と 感じてみます。
もし 不安から出ていたとしても大丈夫。
自分が 自分の よき相談相手になって、「不安なの~」という心の声を 聞いてあげます。
するとね。だんだんと 軽く なくなっていきます。
ココロの根っこを見ること。
そうすると、シンプルにものごとが 見えていきます。