最近、メールセミナーやパーソナルコーチングで、「親の教育観が合わないとき どうしたらいいか?」という ご相談を 数件 お受けしました。

家族の価値観が みな同じであれば けんかもせずに 済むので、それに越したことは ないですね

ただ、私は ちがっていて当たり前だと感じています。
ちがうのに 無理やり同じにしようとすると、お互いに「自分の中の正しさ」で争うことになります。
でも、正しい育児なんて ないのよねん。
できないことに エネルギーを使うよりは、メリットの方に 目を向けた方がよいように思いますですヨ。
私が 教師をしているときの話をすれば・・・
教師と言えども みんな 考え方がちがいました。
毎年 子どもたちは 方針の異なる先生から 指導を受けます。
矛盾や違和感を感じながらも、ちゃんと 自分なりに消化していくんですね。
反対に、毎年同じ先生だったら、その先生の方針と合わない子は 大変でしょう。
家族も同じように、それぞれの方針が違っていていいと 思っています。
たとえば、厳しいお父さんがいて、やさしいお母さんがいて、甘いおばあちゃんがいて、気難しいおじいちゃんがいて…
子どもは それぞれに 順応して、対応の仕方を考えます。
お母さんに怒られたら、おばあちゃんのところへ逃げ込む…なんていうのは、子どもの知恵ですね。
そうやって たくさんの人に関わってもらって、人間関係を 学ぶのだと思います。
もし、どうしても「正しい育児」をめぐって 争ってしまうなら、それは 自分が 絶対正しいと思っているから。
正しさを証明するために、相手を批判したくなるのですね。
批判よりは お願いの方が 伝わりやすいかも。
どうしても 困ってしまうことは、客観的な根拠(えらい先生の話など)を 伝えるのもいいかもねん。
私は メールセミナーなどで コーチングをベースにした育児を 提案しています。
でも、それは「正しく」はないのよん。
その中から、「子どもに合ったもの」「自分らしい育児」を 取捨選択していってね♡